ボツワナでレンタカー旅行 その24 ~さらばレンタカー!ジンバブエに突入だ~
さぁー、いよいよ旅も終盤。最後の目的地であるヴィクトリア滝に向かいます。
と、その前にやるべき事がひとつ。レンタカーを返却しなければいけません。実は私たちが借りたAVISレンタカーは南アフリカ・ナミビア・ボツワナの3か国しか走れません。それに、この先のジンバブエとザンビアは「想像通りのアフリカ」であるため、素人が運転するのは辛すぎるのです。
宿を出てAVISの支店があるカサネ空港へ。
わずか5分ほどで到着しました。
うーむ、ものすごく綺麗。ボツワナはアフリカ随一の経済発展を遂げているのを実感します。
無事にカウンターを発見したので返却処理。右にいる人が店員です。
長い間走り続けてドロドロになったヒュンダイ・タクソン。
トランクにオレンジジュースをこぼしたり、雨漏りしたりと色々ありましたが、結果的にはノートラブル・ノーアクシデントで走り切ってくれました。砂漠やサバンナを爆走しまくりましたが、パンクすら発生しなかったのは大変驚きです。
ケープタウンでヒュンダイの車だと分かった時はガッカリしたものですが、見直しました。よくぞここまで走ってくれたと思います。もちろん、私たちの適切なスケジュールがあってこそではありますがね。
いや~でも、とにかく自由だった……。広大なアフリカの大地を走り回る究極の自由さ。これは鉄道やバスに拘束されるバックパッカー的旅行では得られないものです。次にこういう旅行に行けるのはいつになるだろうか……。
ちょっとしんみりしましたが、無事に返却を完了したのでここからは普通のバックパッカーに転身します。
まずは空港にいるタクシーに声をかけてジンバブエのビクトリアフォールズ(←街の名前)まで移動することにしました。
国境まで170プラ(=1900円)。うおぉ……高いぜ……。でもタクシーが一台しかいないため交渉の余地無し。
15分ほどでボツワナージンバブエの国境に到着しました。
ボツワナのイミグレ。やはりナミビアよりしょぼい。
何事も無く出国完了。
タクシーは国境を超えないので徒歩でジンバブエに行きます。
ジンバブエ側に到着。どれがイミグレかな~……??
うーん?
これ!!?
嘘だろ!?貨物コンテナじゃん!しょぼいってレベルじゃねぇぞ……!!
しかも待合室が無いためクソ暑い屋外で待機します。35℃は余裕で越えており非常に辛い。
さらに、ボツワナまでは日本人パスポートなら無料だったのに、ジンバブエからは入国にビザ代がかかってしまうのです!今回はジンバブエとザンビアのどちらも行けるKAZA-VISAをいうのを取ったのですが、50米ドル。高いよ……。
しょっぱなから破綻国家を見せつけてきたジンバブエ。いや、むしろ今までが快適すぎたというべきか。真のアフリカが始まった感があります。
20分ほどで入国完了。先ほどのタクシーが取り次いだ別のタクシーでビクトリアフォールズへ。
心なしか道路がしょぼい。
13時すぎにビクトリアフォールズに到着。
国境からビクトリアフォールズまでは60㎞と結構な距離がありますので、1時間半ほどかかりました。
運転手に50ドル支払って、そのまま宿にチェックイン。今日はシアウォーターズ・エクスプローラーズ・ビレッジという4つ星宿に泊まります!
写真を撮り忘れたのですが、清潔で静かなリゾートホテルです。一泊5000円と少々値が張りましたが最後だしいいでしょう!
ちなみにテント泊ができる宿もありましたが、流石に疲労感があるのでパスしました。それにこんな猛暑の中でテント泊は願い下げです。
さて……宿で一息いれてから昼食に向かいます。既に14時頃なので普通に腹が減りました。
「一番宿に近いレストランにしようぜ!!」といいながら探したら、なんと一番近いレストランはタイ料理店でした。
ジンバブエでまさかのタイ料理になるとは……。
でも普通に美味いので満足。お値段は一人あたり8ドルとちょっとお高め。
ちなみに、ジンバブエはハイパーインフレ以降、自国通貨を廃止して米ドルなどを法定通貨として利用しています。このため、普通のレストランや商店・タクシーなども全て米ドルで支払うのです。
余計な両替が要らないため便利……かと思いきや、最低でも1ドル以上の物しかないため、全体的な物価が上がってしまっているのです。
このため、ビクトリアフォールズ滞在では日本とほぼ変わらない出費は覚悟した方がいいでしょう。貧乏旅行者には辛いエリアですねwwww。
30分ほどかけて久々のアジア料理を堪能。……さてと、腹も満たしたし、行きますか!
世界三大瀑布ヴィクトリアフォールズへ!
つづく
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今回の行程