転がる五円玉 ~旅と城と山~

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ローマへ行ってきました

3月上旬にローマへ2日間で行ってきました。イスタンブールの次です。

本当に凄まじい街でした。教科書で見たような有名観光地が次から次へと出てきます。流石は「永遠の都」。これも4月以降に改めて記事を上げます。

 

まずはヴァチカンへ。大聖堂の正面は重厚ですが、ノートルダム大聖堂のような派手さはあまり感じません。

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ところがどっこい中が凄い。広い上に装飾がとにかく華麗です。脇にある彫像も全てが恐ろしいまでの出来栄え。空間としての広がりはアヤソフィアが上ですが、装飾は圧倒的にこっちが凄い。
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大聖堂の次はヴァチカン美術館へ。うわ〜行列!と思いきや、20分ほどで入れました。まぁオフシーズンですしね。なお、予約チケットを転売している業者が多くいるので注意です。アジアのそれと違ってきちんとしたジャケットを着ているだけに騙されかけました。
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学生料金の8ユーロで入場。国際学生証は無かったのですが、大学の学生HPを英語でログインして学生情報を見せたらOKでした。

 

中を取り敢えずウロウロしているとローマの彫像が多い部屋に紛れ込んでいました。なんとなく歩いていると見覚えのある像がありました。
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!!?

プリマポルタのアウグストゥス……!?いきなり超有名な像があって非常に驚きました。というかこんな有名なのが特別な説明もなく部屋に置かれているとは……。

 

ローマ彫像エリアはメインルートから外れているようなので、ラファエロの間やシスティーナ礼拝堂に繋がるメインルートに戻ります。

これはアテナイの学堂。

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コンスタンティヌスの間は修復中でした。残念!

システィーナ礼拝堂は凄かったのですが、双眼鏡を持って来ればよかったと若干後悔。いやしかし壁から天井までびっしりと絵が描かれている様は圧巻です。何がミケランジェロをそこまでさせたのだろうか。

 

2時間ほどかけて美術館見てからローマ中心部へ。

サンタンジェロ城は見るだけ。これまた絵になる建物です。
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パンテオンは唯一完全な形で残るローマ建築として有名。
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ここは外よりも中が凄かったですね。シンプルな装飾が恐ろしい精密さで残されています。現代の建物と言われても全く違和感ありません。
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トレビの泉はアイドルの現場状態でコインを投げ入れるどころの騒ぎではありませんでした。スリも怖いのですぐに退散。
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最後にテルミニ駅に近いサンタマリア・デリ・アンジェリ教会へ。ブラタモリでやっていたのでわざわざやって来ました。ミケランジェロがローマ浴場の跡をリフォームした教会です。

外側はごくごく地味です。
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しかしこれまた中が凄い。ローマの技術力と、ミケランジェロのセンスに脱帽です。いやはや……無名の教会ですらこの凄さ。本当に凄い街です。
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次の日はコロッセオ周辺へ。

まずはコロッセオ。この日は第1日曜日なので入場料が無料でしたが、そのせいで長蛇の列になっていました。一旦スルーします。
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フォロ・ロマーノを見ながらカピトリーノ美術館へ行きます。

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この美術館はローマ系の彫刻が多いです。入ってすぐの中庭にはコンスタンティノスの像がありました。この像、物凄い大きいんですよね。元は15mもあったとか。
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この美術館で一番の彫刻は「マルクス・アウレリウスの騎馬像」だと思います。像から圧倒的な威厳を感じます。まるで本人がそこにいるかのような迫力です。
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この後はフォロ・ロマーノなどを見てからコロッセオに行ったのですが、目の前で本日の列が締め切られてしまいました!コロッセオは閉場1時間前まで入場可能なのですが、入場とはあくまで荷物検査を終えて入ること、であって荷物検査列に並ぶ事では無かったのです。このラグを完全に見落としてました。

 

でもローマは必ずもう一回来るでしょうからあまり残念ではありません。しばらくコロッセオを眺めてから宿に戻って荷物を受け取り、空港へ行きました。

次の目的地は南アフリカケープタウン。我ながらよく分からん移動をしています。