転がる五円玉 ~旅と城と山~

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スーパーカブ110で行く 6月の北海道一周ツーリング その 稚内ー宗谷岬ー網走

6月19日 稚内宗谷岬~網走 走行距離325㎞

 

今日は一気に道東まで駆け抜けます。オホーツク海側を通る238号線沿いは観光地も少なく単調な海岸線が続く魔のエリア。数年前に通った時も辟易した思い出の道です。

 

利尻山に登ったので10時間以上寝て、朝9時というのんびりした時間に出発。300㎞以上あるので7時間後に到着できれば御の字かな。

天気は曇り。6月下旬だというのにひんやりを通り越して冷たい空気が身を切り裂きます。稚内市内のすき家で朝食を食べ、給油もしてまずは宗谷岬へ。

 

9時50分、宗谷岬に到着。ぐおお……既にかなり寒い。本州の冬と変わりないくらい体が冷えます。

見ての通りの曇り空でサハリンは見えません。6月の平日だというのにぼちぼち人がいて驚き。ちなみに宗谷岬に来たのは6回目なので特に感慨はないです。

 

気温はなんと9度台。寒すぎる。ちなみにこの日は東京の最高気温も21℃と6月にしてはとても寒い日だったようです。(なぜそんな日に長距離移動をしているのか……)

店内でちょっとあったまってから出発。

 

さぁ~~て、238号はここからが辛い。オホーツク海からの風を受けながら単調な風景の中を淡々を走ります。

5分に1台くらいしか車とすれ違わない。日本海側のオロロンラインと違って寂しすぎます。

そんな景色の中を淡々と走る。寒いし暗いしつまらないしこれは中々の苦行。

流石に飽きてきたので地味ですが観光します。興浜北線の斜内駅です。

廃止から36年以上経ってるのに残っている奇跡的な駅舎。国有鉄道の杭も確かに刺さっています。

それにしても、こんな寂しい所を鉄道が通っていたとは……。にわかには信じがたい。この斜内駅も最後は1日に0.5人しか使ってなかったようです。日本に廃線は数多くあれど、この興浜北線ほど寂しい所もそうそうないと思いました。

 

ここまでの走行距離は約100㎞。まだ網走への道のりの三分の一も来ていません。正直かなり辛いので、10㎞先くらいの枝幸町で休憩したいけれど、もうちょっと進みたい。

迷った挙句70㎞先の道の駅おうむまで進むことにしました。

 

が、これが辛い。空腹状態で寒風を浴びつつけたせいか、意識ははっきりしているけど体中がかじかんできました。なんとか精神を保ちつつ13時30分になんとか道の駅おうむに到着。

おおっ、体中が凍り付いてて全然動かない。手がかじかんでヘルメットが脱げないので道の駅に入って5分ほどあったまってから脱げました。ふう。

昼食はいももち入りのそばです。暖かい!間違いなく人生で一番美味いそばでした。

30分ほど休憩してから出発。

興部を超えたあたりから徐々に車が増え、道中最大の都市である紋別あたりでは初めて前後に車がいるようになりました。なんだか賑やかになって微妙に暖かくなってきた気もする!

しかしそれは気のせい。陰鬱なサロマ湖を眺めていると再び体が寒くなってきた。

つい1時間前に食べたばかりとは思えないほどの空腹と疲労。最早限界です。15時30分、道の駅サロマ湖に避難します。

ホタテカレーを注文。ルーはレトルトだろうけどホタテは美味い。

胃袋の中にまだ蕎麦が残っているのに腹が減っている感覚が奇妙。

妙な中毒性のあるポスターを横目に網走へ急ぎます。

 

17時頃に能取湖畔にある卯原内交通公園に到着。湧網線の駅跡です。

お~駅っぽい。午前中に見た斜内駅とはえらい違いです。実際、周辺には家も多く(とはいえ100軒ほど)活気がある風。

いや~でもここからの能取湖の景色は中々に寂しい。今日はとにかく寂しい景色を眺め続けた一日だった。

18時に網走に着いて駅前の北海ホテルに投宿。

翌6月20日は雨予報なので明日はレストにしてここに2泊します。いやはや、本当に疲れた一日でした。

 

つづく