転がる五円玉 ~旅と城と山~

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アイマスPによる台湾遠征解説! ~4月のアイマス台湾に向けて~

12月17日よりチケットが販売される

THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS First Time in TAIWAN」

 

シンガポールのAFAで初の海外公演があってから早二年・・・とうとう単独での公演開催とは・・・!!感慨深いですねぇ。

アイマスを追いかけて過去三回海外へ行った私としては今回も当然行くしかありません。

私以外にも台湾へ飛ぶPは多いと思いますが、海外での公演であるため日本と勝手が違い、戸惑っている方もいると思います。そこで今回は海外経験勢として今までの遠征から得られた情報や感覚を共有することで、より多くのPに台湾へ行って欲しいと思い記事を書きました。

あくまで個人の意見となりますので、その点はご注意ください。

※この記事は日本国内での遠征経験者向けです。

 

良い点

①航空券が意外と安い

現在はLCCが発達していますので、台湾ならば地方遠征よりと同等かそれ以下でいくことができます。

例えば12月のリスアニ台湾では

行き 羽田→台北 ピーチ 7056円

帰り 台北→成田 バニラエア 7100円

と往復で14000円しかかかっていません。

夜行バス利用の東京⇔大阪よりも少し高いくらいだと思います。就航都市も札幌・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇、と日本の主要都市を完全にカバーしています。

つまり地方Pにとっては東京に行くのとあまり変わらないのでは・・・!?実際持ち物自体も、地方遠征+パスポートくらいしか変わりません。

 

②物販で思わぬ収穫があるかもしれない

リスアニ台湾では綾野ましろグッズを1500元以上購入すると直筆サインが送られるという特典がありました。また、大橋彩香は購入により生写真がもらえるという特典が。

公演が近くならないと何があるかは分かりませんが、過去公演ではいずれも日本よりは若干大盤振る舞い気味になっています。

 

③日本でのライブと何も変わらない

観客も5割は日本人、演者も日本人、歌は日本語なので、いざ曲がはじまると日本と何も変わらないくらいに熱中できます。MCでは台湾語を喋ることがあるものの、せいぜい「こんにちは!」「台湾大好き」くらいですのでなんとなく意味は分かります。

海外でのライブだからといって楽しめない訳は一切ありません。あくまで「いつものアイマス」を楽しみつつ、いつもとはちょっと違うアイマスも感じることができるでしょう。

 

④観客の錬度が高い

ちらっと書きましたが、観客は5割以上日本人になると思います。そして、わざわざ台湾まで来るようなPがライブ初心者なわけがありません。

それに対し、台湾のPは全体的に錬度は低めです。こればかりはしょうがないので、日本人として率先して模範的な行動をするように心がけましょう。

 

良くない点

①セトリが王道(単純)

日本の地方公演ではサプライズ的な演出がなされることも多いですが、海外公演では実に王道なセットリストになることが多いです。

2015年のランティス祭りのセトリは

Thank you!
READY!!
Welcome!!

でした。実に王道でしょう?

台湾の方にも分かりやすいように有名曲が多くなることはしょうがないですが、マイナー曲推しとしては若干残念な点です。

また、MCなども同時通訳がある場合は全体的にあっさり気味になります。総じて、日本の周年ライブのような派手な演出や重大発表は少ないです。

 

②会場の管理がゆるい

日本では座席から通路へ半身だしているだけでも注意されますが、台湾ではそんなことありません。極端に言えば通路上でオタ芸をしてもスタッフは声かけすらしません。

もちろん撮影は禁止ですが、仮に観客がスマホで撮影していたとしても何も言わないでしょう。というかリスアニではスタッフが公演の写真撮ってました。

そんなこんなで全体的に無法地帯になりがちです。アイマスPの良識に期待するしかないですね・・。

 

③体力的・スケジュール的に厳しい

土日の二日間公演である場合は日本と同じように夕方~夜に公演となります。そのため、月曜日に会社や学校などでどうしても日本に戻らなければいけないPは夜行便で帰国することになります。飛行時間が3時間弱とはいえ、ライブ後の疲れきった体で飛行機に乗って帰るのは正直しんどすぎます。

可能ならばライブ後に一泊して月曜日の昼に悠々戻れるようにスケジュール管理をしましょう。

 

④値段が高い

航空券がいくら安いと言っても7000円を切ることはほとんどありません。往復で14000円・・・・・・社会人にとってはそこまでではないですが、正直学生にとってはなかなか辛い金額です。また、チケットを取るのが遅かった、土曜日午前などの人気がある便しかスケジュールの都合で乗れない、という場合では普通に片道15000円くらいまで高騰します。

また、色々な交通手段が考えられる国内遠征よりも柔軟性は低いです。万が一、欠航になった場合は下手したら24時間待つことになるかも?

 

⑤パスポートが必要

いくら近いとはいえ海外なのでパスポートは必要です。既に所持している人はともかく、持っていない人は新たに申請するしかありません。

こればかりはネット申請などはできないので、自分の足で取りに行く必要があります。

 

⑥チケットの販売が一般販売のみ

海外公演では当たり前ですが、チケ販売は一般しかありません。完全なスピード勝負になります。まぁ、日頃から訓練されているPなら余裕でしょう。

 ただし、今回は席位置によって値段が違うので注意です。S席などは前方確定ですが、値段と競争率が絶対に高くなります。逆にA席B席はだいぶ余裕があると思います。

チケットは台湾ファチケで取ることになります。言葉の壁に阻まれるとは思いますが、翻訳を駆使してチケットを確実に取りたいところです。

FamiTicket全網購票網

 

 

以上が海外遠征と公演についてです。次は台湾の一般的な事情についてです。

①治安

ものすごく良いです。夜半に一人で出歩いても犯罪に遭うことは少ないと思われます。ほぼ日本と同程度と言い切って差し支えないです。とはいえ大都市部はスリなどもいるようなので注意。

(ただ、筆者はアフリカなどにも行ったことがあるので、基準がどうしても甘くなりがち?)

 

②物価

おおよそ日本の半分です。台北に限っていえば食事は日本の8割程度ですが、交通費は2割程度!40分バスに乗っても300円なんてことはざら。地下鉄も初乗り運賃は30円くらいです。

しかし、宿泊費は日本とほぼ同額だったりります。台北は基本的にホテル不足なので、安いビジネスホテルでも一泊5000円程度はします。ちなみに私は一泊2500円のドミトリーに泊まっていました。

 

③通信事情

ポケットWIFIなどを借りるなどの手段はありますが、個人的におすすめしたいのはSIMカードを購入することです。

3日間無制限利用でおよそ1000円です。もしもSIMフリーのスマホタブレットも持っているならば断然こちらをおすすめします。なんといっても容量無制限が強い。ニコ動もサクサク視れる4G回線を遠慮なく使えます。私は3日間で4GBも使っていました。日本のように一ヶ月で7GBのようなケチくさいことはしない。神かよ・・・

SIMカードを現地で購入するときは係員が全てやってくれますが、日本に帰国する時には自分で交換しなければいけません。その手間はありますが、それでもポケットWIFIを返却するよりはマシだと思います。

他にもauならば一日1000円でローミングも可能です。SIMロックされている端末ならば利用価値はあるでしょう。

 

④言語

基本的に台湾語です。ただし、観光地にいる店員さんや一般の方でもかなりの確立で日本語を喋ることができます。理由は分かりませんが、とにかく日本語可能な人に会う確立が他の外国に比べて高いことは確かです。

また、中1レベルの英語が使えれば行動に全く不自由ありません。公共交通が発達しているので、言葉を一言も発しなくとも台湾での行動に支障はないと思います。また、漢字圏なのでなんとなくの雰囲気は分かりますしね。

 

以上のことをふまえると、台湾は海外に行ったことない人でもほぼ問題なく行けると思います。

まとめ

  • 航空券を含む遠征費は意外と安い
  • 台湾ならではのステージが見れる
  • 台湾は治安も良く、初海外として最適
  • パスポート取得や航空券確保、チケ確保が若干めんどくさい

 

 

一度行くと病みつきになるのが海外遠征です。

別にアフリカの奥地に行くわけではありません。台湾はそこら辺のおばさんでも行ける国なのです。

外国で一生懸命にプロデュースする同僚と一緒に、アイドルを応援したくはありませんか?

 

リスアニ台湾のレポについても近いうちに上げますので是非ご覧下さい。

 

おわり

 

追記

台湾公演だから台湾Pに譲るべきで日本人は行くべきではないという意見について

あえて断言しますが、台湾Pだけで満席になることはほぼありえません。現に私が参加したランティス祭台湾やリスアニ台湾でも完全に満席ではありませんでした。

これらの公演はKOTOKO黒崎真音のような台湾でアイマス以上の人気を誇るアーティストが出演していました。それでも満席にならなかったのです。

このことがなによりも雄弁に、アイマス単独では満席にはならない、という未来を物語っていると私は思います。

実際に台湾のPがこのように呟いていました。

 

なんだかんだと書きましたが、つまり

「過去のライブでも埋まっていないし、今回も今までどおりなら埋まらないでしょ」ということです。

 

さらに追記

FamiTicket全網購票網

チケットの販売ページを貼っておきます。VIP席とS席は瞬殺でした・・・。まぁ端から狙っていなかったので別にいいですが。

翻ってA・B・学生席は半分も埋まっていません。どう考えても値段設定がおかしいのでこうなりますわな。

今回のチケットは、日本とは違ってチケ代の10%の手数料を払えば払い戻しできます。なので、時間が経てば良席でも払い戻される可能性は十分にあります。

良席狙いの方は時々チェックするべきですね(ちなみに私は学生席の最前列を取りました)。