転がる五円玉 ~旅と城と山~

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12/30 ハバロフスク散策 アムール川を渡ろう・手ぬぐいを凍らせる

ぐっすりと寝て8時すぎに起床。

この日は終日何も無いので市内を散策することに。

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↑宿の入口。こんなん分かるかよ

 

宿から徒歩5分程度で見えるアムール川

壮大な眺めですばらしい景色です。

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↑岸から眺めるアムール川

 

よく見ると岸から川の中央へ向かって足跡が続いているので渡ってみることに!

 

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アムール川のほぼ真ん中。氷はもの凄く分厚つそう。

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↑45分歩いて辿り着いた対岸から望むハバロフスク

思ったより大きい街だな、という印象です。

 

途中でなぞの小屋?をいくつも発見しました

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これは釣り人が氷に穴を開けて釣りをするときの風除けらしい。

近くに人がいたので話しかけてところ中国語が話せる人でした。

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ちょっとやらせて貰うことに右下のモリで穴を開け、釣り糸を垂らす。

方法はそれだけだが魚の数が少ないためか恐ろしく根気の必要な作業。

いつもだったら30cmくらいの魚が釣れるらしいがこの日は釣果無しのようでした。

 

12時をまわったため戻ります。

川に下りた場所ではなく別の岸を目指したがこれが間違いでした。

 

岸に近づくが上陸した場所と違って足元に雪がやけに少ない。

それによく見たら岸周辺は凍っていない!?

ゾッとしたものの同行者は気にせず歩いている。

じゃあ俺も行くか・・・と思った瞬間、

気がついたら右足が氷を突き破って川に落ちていました。

幸い、周囲の氷はまだ十分に硬かったのですぐに復帰できたことと、右足と右手の一部が水に漬かっただけで被害はそんなになかったです・・・。

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↑穴。本当に驚いた出来事でした。

私が落ちたのはアムールスキーの銅像がある丘付近でした。

ここは急斜面になっており岸が垂直になっているため波が少し荒く、氷が薄く形成されたようです。

アムール川を渡る方は足跡から外れないことを強く勧めます。

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アムール川に漬かった地球の歩き方

 

その後は慎重に足跡を戻って岸より上がりました。

 

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↑昼食の料理。中国風だがなんか違うような気がする

 

気を取り直して市内観光へ。

まずはレストラン付近から散策開始。

※参考

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ウスペンスキー教会

青さが非常に印象的な教会。細長い。

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内部は撮影禁止でしたが、謎のおっさんが撮ってもいいぞ、とジェスチャーで教えてくれました。恐る恐る撮っても誰にも注意されませんでした。

内部は正教会らしく豪華とおもいきやそんなでもないです。

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むしろ灰色で薄暗い印象を受けました。

 

②永遠の火・第二次世界大戦犠牲者慰霊碑

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観光地、という訳ではないようですが慰霊碑です。

背後の教会とビルがいかにもロシアっぽい感じを醸し出しています。

③スパソ・ブレオブランジェンスキー教会

ウスペンスキー教会から歩いて20分ほどの距離にあります。

極東最大ともいわれる教会。

黄金の屋根がアムール川からもひときわ目立っていました。

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↑近くで見上げると本当に大きい

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↑教会と近くの修道院

 

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内部も非常に広い!

 

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周りの鳩が凶暴?なのには参りましたw

教会からは北へ行きレーニン広場へ

④レーニン広場

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とてつもなく広い。皇居外苑くらいはありそうな広場。

氷の彫像が広場内にあったためそこそこ楽しめます。

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↑氷のベンチ。座ったら解けそう

 

朝から昼食時を除いて屋外ばかり動いていたので寒さがそろそろ限界になってきたので、屋内にある中央市場へ行くことに。

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↑レーニン広場周辺。歩行者も多く非常に賑わっている。

 

中央市

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↑屋内だからか人も活気もすごい

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↑まさかシベリアで焼きそばBAGOOOONを見るとは・・・

 

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↑イクラってロシア語だったんですね

値段は日本よりちょっと安いくらいでした。

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↑パンとイクラって意外と合う!おいしい!!

 

この時点で午後6時だったのと、水没した時に手袋が若干ぬれたのでスーパーで夕食のボルシチとパンを購入して宿へ帰りました。

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↑パンとチーズ

 

宿自体はWifiもしっかりと飛んでいてネットサーフィンにも不自由はしませんでした。

外は暗くなったとはいえ日没は17時過ぎなのでまだまだ暇です。

そこで宿のベランダを利用して凍結実験をすることに!

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↑濡れ手ぬぐいを凍らせる

 

直後は本当に硬いが、ちょっと経つとしなしなになってしまう。

Tシャツやタオルを塗れ濡れで放置するとあっという間に凍ってつららまで出来るが、水が垂れまくって床がびしゃびしゃになったので実験中止。

 

さすがにシベリアの寒気は布を凍らせるくらいには強かったですね。