エアアジアで羽田からテヘランへ D70776便搭乗記
エアアジアは東南アジア以外にも割りと中長距離便を飛ばしています。
そのうちの一つがクアラルンプール⇔テヘランの便。7時間超の飛行時間なので結構長い路線です。
今回はそのクアラルンプール→テヘランを利用しましたのではじめに感想を述べ、その次に搭乗記となっています。。
感想
つらい。
いやはや、この一言でした。
原因はフライトスケジュールにあると思います。
羽田→クアラルンプール便は深夜発早朝着なのでぐっすり寝ればそこまで辛くはありません。
しかし、クアラルンプール→テヘラン便は夕方(19時)発深夜(23時)着というスケジュールです。そのため、機内では常に空腹に悩まされ、現地に着いたら時差ボケの頭でタクシー運転手とのタフな交渉をしなければなりません(テヘラン着はPM11時だが、KL時間ではAM3時)。
夜行便の偉大さを思い知りました。激安なので十分使いどころはありますが、お金に困っていなければ普通にエミレーツなどのレガシーキャリアを使うべきだと思います。
羽田→クアラルンプール
普通の夜行便です。チェックイン時にイランビザはあるか?との質問がありましたが、「大使館にアライバルビザが取れることを確認済みです」と言ったところすんなりチェックインできました。
機内では酔い止めという名の睡眠薬を飲んだ結果、ほとんど起きずに寝ていました。
クアラルンプール空港
取り敢えずお腹が減ったので朝食。その後、首都のプトラジャヤを観光しました。
4時間ほどで戻り、空港でひたすら昼寝。出発前には夕食を食べておきました。
クアラルンプール→テヘラン
およそ7時間の飛行です。定時の19時に離陸しました。
乗客は大半が旅行者といった風貌。
夜行便ではないので、途中で6割くらいの人が機内食を購入しているようでした。離陸後2時間くらいで機内食のサーブが始まります。
この機内食の匂いが中々胃袋を刺激するのですよ・・・。しかし、ここは耐えます。
LCCなのでもちろんエンタメもなく、ひたすらにiPadにいれた映画やゲームをして過ごしていました。
昼寝もあまりできずに完全にグロッキーになった時に突如大都市が目に入ってきます。それがテヘランです。
現地時間23時過ぎ、マレーシア時間2時にテヘラン市に到着しました。
普通の国だったら30分くらいで入国して直ぐにホテルに行くところでしょう。しかし、イランは入国の前にアライバルビザ取得という大仕事が残っているのです。
harimayatokubei.hatenablog.com
続く
イラン・テヘランでアライバルビザ取得! 2017年2月
イランのテヘランにてアライバルビザを取得しました!
結果だけ言えば、パスポートと現金のみでOKです。詳しい審査や事前準備などはありません。
ただし、これは2017年2月の状況です。基本的には事前に大使館のHPを見た上で電話で問い合わせることを大いにお勧めします。
イランのビザ事情
イランはビザの取得が若干厳しい国です。ネットでの情報を見ても情報が錯綜しており、中々わかりにくい!
基本的に旅行者はアライバルビザ(観光ビザ)を現地で取得するようです。しかし、アライバルビザはその場で取れなかったら入国拒否→強制送還となるちょっとリスキーな方法なので心配もありました。
そういう時は大使館に直接聞くのが一番なので電話で問い合わせしたところ、「パスポートのみで十分ですよ~」との回答が返ってきました。職員が言っているので大丈夫だと判断して、現地へ向かいました。
※飛行機の搭乗はビザの有無について聞かれましたが、特に問題なかったです。
テヘラン ホメイニー空港での手続き
①ビザ発給エリアへ向かえ!
現地に到着してから、ビザ発給エリアへ向かいます。
長い通路を通り、入国審査の前を素通りしてひたすら「VISA」と書かれた方へ進みます。混雑することが当然予想されたので、かなりの早歩きで移動しました。
ビザ発給エリアに行くと、割と広い空間に3つのカウンターとオッサンがいます。
茶色のシャツを着たオッサンが旅行者に案内を出す人です。
②保険代とビザ代の支払い
手始めにこのオッサンに私たちも何をすればいいのか?と聞いたところ、「保険を取れ!」と言われました。
カウンターに行き、保険代16ドルを払います。
サクッと支払い、保険の証書が発行されたので再びオッサンのところへ行くと、次は「ビザ代を払え!日本人は55ユーロな!」と言われ、金額が書かれたメモ書きが渡されました。
「BANK」と書かれたカウンターがあるのでビザ代を支払います。
なおこの際に「ドルでも良い?」というと為替レートに則ったドルを支払うこともできます。私たちは65ドルでした。
③申請書の記入とパスポート提出
支払い証明書が発行されたので再度オッサンのところへ行くと、「申請書を書け!」と言われ、申請書を渡されました。内容はごくごく普通で、名前とか目的とかでした。
最後にこの申請書とパスポートをこれまで受け取った証書と一緒にビザカウンターに提出します。
④待つ
長蛇の列が形成され、旅行者の熱気が渦巻くビザエリアで待ちましょう。ちなみにWIFIがあるので暇はしません。
・・・待つこと40分後。無事にビザが発給されました!
その後はいつもどおり入国審査に向かいます。ビザ発給のめんどくささとは逆に、入国審査は実に一瞬で終わりました。
荷物はとっくに出ておりましたがそのまま放置されていました。この空港にとっては日常茶飯事なのでしょう。
まとめ
①持ち物はパスポートのみ
②保険代16ドルとビザ代55ユーロ(65ドルくらい)がかかるのでドル紙幣は必須
今回我々は相当素早く行動したので、同じ便の中で最も早く発給されたようです。我々の発給時にもまだ保険カウンターに長蛇の列が並んでいたことを鑑みると、飛行機を降りてから、全力疾走してもいいくらいだと思います。
おわり