限界オタクのリスアニ台湾遠征 ~ライブ初日まで~
タイトル通り12月3・4日に台北で開催されました「Lis!Ani! TAIWAN」に参加してきました!!
卒論提出まで50日・ライブ翌日がゼミ発表という切羽詰りまくった状況でしたが、遠征自体は無事に終わりました(その後が無事とは言っていない)。
相変わらず海外遠征は楽しいですね!この楽しさを1ミリでも感じてもらいたいです。
この記事はライブまでの観光のみです。ライブの感想は次回です。
今回は大学の友人3人と行きました。
- 俺:22歳にしてP暦8年。アイマスが行くなら世界中どこでも行くと標榜。海外遠征は3回目だったりする。
- U氏:2歳年上だが同学年。重度の田所あずさオタク。アニクラ常連勢で今回も会場で打ちまくる気マンマン。台湾は2回目。
- T君:重度の音ゲーマー。公務員に内定済み。「大学生のうちに海外に行きたい」と言っていたので誘ったら行くことに。もちろんデレステはプレイ中。
公演は土曜日と日曜日の2daysでしたが、観光したかったので金曜日の早朝の便で台湾入りしました。
航空券や公演のチケットは10月上旬には確保。
ちなみに公演のチケはインターネット上での一般販売のみという驚愕の仕様。さらに参加者全員のサインが特典として手に入る最前確定VIP席などありましたが、2万円を超えるので却下しました。
結果的にはB席という微妙な位置を両日取りました。詳しい席位置については後ほど。
12月1日の木曜日の夜には羽田空港に着弾。朝6時前の便なので集合したのちに吉野家で夜食食べたり、デレステしたりしていましたが、いざ寝ようとするとベンチがいつの間にか全て占領されている!
仕方ないので一階の開いていた床で寝ることに・・・。
・・・。
・・・。
なんとなく起きると午前4時55分!?チェックイン終了まで残り5分やんけ!?!
大急ぎで飛び起きてチェックインカウンターに急ぐ。結果的には間に合いましたが、かなり肝を冷やすことに。アラームかけておくべきだったと後悔。
羽田発台北行きの便は定刻に飛び立ち、定刻に着陸しました。
↑途中で見えた富士山
台湾なので緊張感はいまさらほとんどありません。まずはATMで現金を入手。5000元下ろしました。レートは1元=3.7円です。
また、私のiPadはセルラー版なので、空港のカウンターでSIMカードを入手しました。価格は3日間で300元。4G回線が使い放題です。日本のキャリアも参考にしてくれ・・・。
昨晩に今日はどこへ行こうと話し合って、「九份」に行くことにしていました。空港から直行バスもあるらしいものの、とりあえずは台北まで行こうと考え、台北駅までいきます。値段は95元。
渋滞に嵌ったものの1時間で台北駅に到着。
九份へは台北駅から瑞芳駅まで電車で行き、そこからバスで行くことにしました。
【台湾】台北から定番観光地「九份」へのアクセス(行き方・帰り方)を徹底解説 - おすすめ旅行を探すならトラベルブック(TravelBook)
上記のサイトを大いに参考にしました。
瑞芳までは区間車という各駅停車で50分くらい。雲行きがかなり怪しかったのですが、ここにきてとうとう降り始めてしまった。
瑞芳駅に着いてからコインロッカーに荷物を預けます。鍵ではなくパスコードが発行される式だったのですが、なぜかパスコードが発行されずに荷物が取り出せなくなる事態に。駅員に言ってもらい取り出してもらいましたが、ちょっとビビりました。
↑瑞芳駅構内
路線バスで九份に向かいます。
思った以上の山道をガンガン登っていきます。そこそこ細いので大型バス同士のすれ違いは大迫力。日本ならループ橋を作っているような山道ですね。
九份に着いたものの、どしゃ降りの雨!しかし、傘なんて軟弱なものは持っていないので、屋根のあるところに逃げ込みます。
メインストリートはアーケードのようになっているので、2時間ほどかけて歩き回りました。詳しくは写真をご覧ください。
人多すぎワロタwwwwww
飯もごく普通でしたし、来る意味があったのかどうか微妙でした・・・。所々、フォトジェニックだったのは事実でしたがね。
教訓:九份は晴れた日に来よう。
その後はクソ混んでるバスで瑞芳駅まで戻り、クソ混んでる区間車で松山駅(台北市)に戻りました。
ホテルには19時に到着。意味不明な柄の壁紙の部屋ですが、三人で一泊7500円という格安ホテルです。
この夜はなかなか疲れていたものの、夕食を食べ
ライブの予習や
台湾で中二病を観るなどしているうちに0時を周っていました。
ちなみに吹き替えでした。
さすがに限界が来ていたので就寝します。
明日のライブは夕方からなので目覚ましをセットせず眠りました。
翌朝
11時に起床!!!!
もはや昼やんけ・・・と愕然とするが、体調が完全に回復してて良かった。
適当にゴロゴロしてから街へ繰り出す。
↑朝食兼昼食。これで500円くらい
今日の目的は台北駅地下街のオタク街です。
まずは地下鉄で台北駅まで行きます。台北駅は台湾最大の駅ですが、構造は新宿などに比べたら単純そのものなので楽に辿り着きました。
台北地下街は服飾店などが立ち並ぶ一方で明らかにオタクっぽい店も並びます。
とりあえずゲーセンでmaimaiしたり
メイドカフェ(女僕喫茶)でお茶したりしました。
ちなみにメイドカフェの値段はカプチーノとケーキで700円程度です。そこそこ安いですね。
次に台湾アニメイトに行きました。思ったより広くて品揃えが多い上に、客がとにかく多い!さすが総旗艦店。
台北駅地下街とアニメイトは徒歩10分くらいで行けるので、一度は行ってもいいと思います。
気がついたら午後2時すぎだったので会場に移動開始。
バスがバス停で止まらないというアクシデントがあったものの、無事に到着しました!
台北101のすぐ近くに会場であるTICC(台北国際会議センター)は存在します。入り口付近は既にオタクだらけでした。日本語が飛び交うこの場所が台湾だとは信じられませんねぇ・・・。ただ、「闇リウム(非正規品)」が堂々と販売されているのは台湾っぽいですが(写真撮っておけばよかった・・)
↑ TICCの入り口。別の日に撮ったものです。
特にやることもなかったので、早々に会場入りします。会場は2階から5階までまたがるため、正しい扉の位置が分からず多少苦労しましたが、無事に席まで辿り着きました。
肝心の席位置は一階席の最後列という、普段のライブだったら最悪の位置です。しかしTICCは傾斜がかなりキツい会場なので後方でもステージは完璧に見えたのが不幸中の差幸い。高さと距離の感覚はSSAの400レベルくらいでしたね。
残念だったのは前方のS席はほぼ埋まっていましたが、私がいたB席は7割くらいしか埋まっていなかったことです。しかも、今回のチケは購入時に席位置も指定できたので、最後方にいる私たちの周りはガラガラでした。水瀬いのりさんが来られなかったことも原因かもしれません。
ライブの感想
- 演出はそこそこ
- 音響は非常に良かった(アンフィレベル)
- パフォーマンスも日本と変わらずGOOD
- 個人的に一番盛り上がったのは純真Always
ライブ自体は3時間半でしたが、アーティストごとに台湾語翻訳を交えたMCが入るため、曲自体は少なめでした。
「普通に満足」くらいですね。うん。
ライブ後は夜市へGO!
とはいえガッツリ食べることなく色々とスルーしながら30元ほど使いつつ食べ歩きしました。台湾の物価意外と高いですよね・・・。
この日は宿に戻って終了!もちろん明日の予習は欠かさずこなしてから就寝です・・。
つづく
アイマスPによる台湾遠征解説! ~4月のアイマス台湾に向けて~
12月17日よりチケットが販売される
「THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS First Time in TAIWAN」
シンガポールのAFAで初の海外公演があってから早二年・・・とうとう単独での公演開催とは・・・!!感慨深いですねぇ。
アイマスを追いかけて過去三回海外へ行った私としては今回も当然行くしかありません。
私以外にも台湾へ飛ぶPは多いと思いますが、海外での公演であるため日本と勝手が違い、戸惑っている方もいると思います。そこで今回は海外経験勢として今までの遠征から得られた情報や感覚を共有することで、より多くのPに台湾へ行って欲しいと思い記事を書きました。
あくまで個人の意見となりますので、その点はご注意ください。
※この記事は日本国内での遠征経験者向けです。
良い点
①航空券が意外と安い
現在はLCCが発達していますので、台湾ならば地方遠征よりと同等かそれ以下でいくことができます。
例えば12月のリスアニ台湾では
行き 羽田→台北 ピーチ 7056円
帰り 台北→成田 バニラエア 7100円
と往復で14000円しかかかっていません。
夜行バス利用の東京⇔大阪よりも少し高いくらいだと思います。就航都市も札幌・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇、と日本の主要都市を完全にカバーしています。
つまり地方Pにとっては東京に行くのとあまり変わらないのでは・・・!?実際持ち物自体も、地方遠征+パスポートくらいしか変わりません。
②物販で思わぬ収穫があるかもしれない
リスアニ台湾では綾野ましろグッズを1500元以上購入すると直筆サインが送られるという特典がありました。また、大橋彩香は購入により生写真がもらえるという特典が。
公演が近くならないと何があるかは分かりませんが、過去公演ではいずれも日本よりは若干大盤振る舞い気味になっています。
③日本でのライブと何も変わらない
観客も5割は日本人、演者も日本人、歌は日本語なので、いざ曲がはじまると日本と何も変わらないくらいに熱中できます。MCでは台湾語を喋ることがあるものの、せいぜい「こんにちは!」「台湾大好き」くらいですのでなんとなく意味は分かります。
海外でのライブだからといって楽しめない訳は一切ありません。あくまで「いつものアイマス」を楽しみつつ、いつもとはちょっと違うアイマスも感じることができるでしょう。
④観客の錬度が高い
ちらっと書きましたが、観客は5割以上日本人になると思います。そして、わざわざ台湾まで来るようなPがライブ初心者なわけがありません。
それに対し、台湾のPは全体的に錬度は低めです。こればかりはしょうがないので、日本人として率先して模範的な行動をするように心がけましょう。
良くない点
①セトリが王道(単純)
日本の地方公演ではサプライズ的な演出がなされることも多いですが、海外公演では実に王道なセットリストになることが多いです。
2015年のランティス祭りのセトリは
でした。実に王道でしょう?
台湾の方にも分かりやすいように有名曲が多くなることはしょうがないですが、マイナー曲推しとしては若干残念な点です。
また、MCなども同時通訳がある場合は全体的にあっさり気味になります。総じて、日本の周年ライブのような派手な演出や重大発表は少ないです。
②会場の管理がゆるい
日本では座席から通路へ半身だしているだけでも注意されますが、台湾ではそんなことありません。極端に言えば通路上でオタ芸をしてもスタッフは声かけすらしません。
もちろん撮影は禁止ですが、仮に観客がスマホで撮影していたとしても何も言わないでしょう。というかリスアニではスタッフが公演の写真撮ってました。
そんなこんなで全体的に無法地帯になりがちです。アイマスPの良識に期待するしかないですね・・。
③体力的・スケジュール的に厳しい
土日の二日間公演である場合は日本と同じように夕方~夜に公演となります。そのため、月曜日に会社や学校などでどうしても日本に戻らなければいけないPは夜行便で帰国することになります。飛行時間が3時間弱とはいえ、ライブ後の疲れきった体で飛行機に乗って帰るのは正直しんどすぎます。
可能ならばライブ後に一泊して月曜日の昼に悠々戻れるようにスケジュール管理をしましょう。
④値段が高い
航空券がいくら安いと言っても7000円を切ることはほとんどありません。往復で14000円・・・・・・社会人にとってはそこまでではないですが、正直学生にとってはなかなか辛い金額です。また、チケットを取るのが遅かった、土曜日午前などの人気がある便しかスケジュールの都合で乗れない、という場合では普通に片道15000円くらいまで高騰します。
また、色々な交通手段が考えられる国内遠征よりも柔軟性は低いです。万が一、欠航になった場合は下手したら24時間待つことになるかも?
⑤パスポートが必要
いくら近いとはいえ海外なのでパスポートは必要です。既に所持している人はともかく、持っていない人は新たに申請するしかありません。
こればかりはネット申請などはできないので、自分の足で取りに行く必要があります。
⑥チケットの販売が一般販売のみ
海外公演では当たり前ですが、チケ販売は一般しかありません。完全なスピード勝負になります。まぁ、日頃から訓練されているPなら余裕でしょう。
ただし、今回は席位置によって値段が違うので注意です。S席などは前方確定ですが、値段と競争率が絶対に高くなります。逆にA席B席はだいぶ余裕があると思います。
チケットは台湾ファチケで取ることになります。言葉の壁に阻まれるとは思いますが、翻訳を駆使してチケットを確実に取りたいところです。
以上が海外遠征と公演についてです。次は台湾の一般的な事情についてです。
①治安
ものすごく良いです。夜半に一人で出歩いても犯罪に遭うことは少ないと思われます。ほぼ日本と同程度と言い切って差し支えないです。とはいえ大都市部はスリなどもいるようなので注意。
(ただ、筆者はアフリカなどにも行ったことがあるので、基準がどうしても甘くなりがち?)
②物価
おおよそ日本の半分です。台北に限っていえば食事は日本の8割程度ですが、交通費は2割程度!40分バスに乗っても300円なんてことはざら。地下鉄も初乗り運賃は30円くらいです。
しかし、宿泊費は日本とほぼ同額だったりります。台北は基本的にホテル不足なので、安いビジネスホテルでも一泊5000円程度はします。ちなみに私は一泊2500円のドミトリーに泊まっていました。
③通信事情
ポケットWIFIなどを借りるなどの手段はありますが、個人的におすすめしたいのはSIMカードを購入することです。
3日間無制限利用でおよそ1000円です。もしもSIMフリーのスマホやタブレットも持っているならば断然こちらをおすすめします。なんといっても容量無制限が強い。ニコ動もサクサク視れる4G回線を遠慮なく使えます。私は3日間で4GBも使っていました。日本のように一ヶ月で7GBのようなケチくさいことはしない。神かよ・・・
SIMカードを現地で購入するときは係員が全てやってくれますが、日本に帰国する時には自分で交換しなければいけません。その手間はありますが、それでもポケットWIFIを返却するよりはマシだと思います。
他にもauならば一日1000円でローミングも可能です。SIMロックされている端末ならば利用価値はあるでしょう。
④言語
基本的に台湾語です。ただし、観光地にいる店員さんや一般の方でもかなりの確立で日本語を喋ることができます。理由は分かりませんが、とにかく日本語可能な人に会う確立が他の外国に比べて高いことは確かです。
また、中1レベルの英語が使えれば行動に全く不自由ありません。公共交通が発達しているので、言葉を一言も発しなくとも台湾での行動に支障はないと思います。また、漢字圏なのでなんとなくの雰囲気は分かりますしね。
以上のことをふまえると、台湾は海外に行ったことない人でもほぼ問題なく行けると思います。
まとめ
- 航空券を含む遠征費は意外と安い
- 台湾ならではのステージが見れる
- 台湾は治安も良く、初海外として最適
- パスポート取得や航空券確保、チケ確保が若干めんどくさい
一度行くと病みつきになるのが海外遠征です。
別にアフリカの奥地に行くわけではありません。台湾はそこら辺のおばさんでも行ける国なのです。
外国で一生懸命にプロデュースする同僚と一緒に、アイドルを応援したくはありませんか?
リスアニ台湾のレポについても近いうちに上げますので是非ご覧下さい。
おわり
追記
台湾公演だから台湾Pに譲るべきで日本人は行くべきではないという意見について
あえて断言しますが、台湾Pだけで満席になることはほぼありえません。現に私が参加したランティス祭台湾やリスアニ台湾でも完全に満席ではありませんでした。
これらの公演はKOTOKO、黒崎真音のような台湾でアイマス以上の人気を誇るアーティストが出演していました。それでも満席にならなかったのです。
このことがなによりも雄弁に、アイマス単独では満席にはならない、という未来を物語っていると私は思います。
実際に台湾のPがこのように呟いていました。
最後にひとつ。
— 缺德=悪徳P (@akutokuP) 2016年11月11日
あくまで自分の意見ですが.....
入場だけでOKなら、是非来てください😩
台湾Pだけなら絶対会場が埋めないから、日本P、海外Pの力が星井です😩😩
興味ある方、是非台湾ライブに来てください!よろしくお願いします😩😩😩#アイマス台湾ライブ
なんだかんだと書きましたが、つまり
「過去のライブでも埋まっていないし、今回も今までどおりなら埋まらないでしょ」ということです。
さらに追記
チケットの販売ページを貼っておきます。VIP席とS席は瞬殺でした・・・。まぁ端から狙っていなかったので別にいいですが。
翻ってA・B・学生席は半分も埋まっていません。どう考えても値段設定がおかしいのでこうなりますわな。
今回のチケットは、日本とは違ってチケ代の10%の手数料を払えば払い戻しできます。なので、時間が経てば良席でも払い戻される可能性は十分にあります。
良席狙いの方は時々チェックするべきですね(ちなみに私は学生席の最前列を取りました)。