1泊2日中央アルプス縦走 宝剣山荘泊 1日目:木曾駒ケ岳へのんびり登山
2021年の8月下旬に1泊で中央アルプスの2座を縦走してきました!
本当は距離的に檜尾小屋に泊まりたかったけど、極狭の避難小屋なので駒ヶ根に近い宝剣小屋泊としました。
(2022年からはちょうど真ん中に檜尾小屋がリニューアルオープンしています。これまでは無人だったようですが、友人になり予約も必須になったらしい。2021年にあったら間違いなく使ってたな~)
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初日はロープウェイで登って木曾駒ケ岳まで歩くだけなので、登山にしてはめちゃくちゃ遅い11時集合です。
良く晴れた8月の土日なのでバスは案の定激混み!11時でこれだから朝はどれほど並んでいたのか、恐ろしいほどです。
30分ほどバスに乗ってからロープウェイに乗り換え。車内はこの通り満員で外を見る余裕なし。
千畳敷が近くなるとガスが出てきて車内には不穏な空気が漂いましたが……
着くとこの通り!うおー最高の天気だ!!
殆ど歩かずこの景色を見れるのは素晴らしい。でも、思ったほどのスケール感は無いですね。小ぢんまりとしている印象。
一気に標高2600mまで上げたので、高度順応がてら昼食。うーむ、結構暑い……。下界は35℃だそうです。
昼食を食べたので12時半頃に出発。乗越浄土まで登ります。標高差200mちょいなのであっという間ですね。
途中で振り向くとこの景色。千畳敷のラインで雲が消えており幻想的。
乗越浄土に到着。目の前に見える山が木曾駒ケ岳と思いきや、手前に見えてる中岳の向こうのようです。
その中岳に行くと木曾駒ケ岳が見えてきました。なんというか、思ったよりも貫禄が無いな。
登山道をゆるゆると登って14時ちょうどに木曾駒ケ岳到着。ロープウェイ降りてすぐの印象でしたが、意外と歩きました。
山頂からは中央アルプスが一望できます。宝剣岳がかっこいい。おそらく雲の向こうには明日目指す空木岳があるのでしょう。
南アルプスは雲に隠れている様子。まぁこれはこれで夏山っぽくいい景色です。
時間はたっぷりあるので山頂で1時間ほど休憩して宝剣山荘まで戻ります。帰りは中岳の巻き道を選択。地図では破線ですが、特に危険個所はなさそうでした。
宝剣山荘で受付をしたものの、私たちが案内された別館にはまだ入れないとのこと。どうやら入口にヘリが荷揚げでやってくるようです。
15時に受付をして、中に入れたのは結局16時半頃……。1時間半も外で待たされるとはなぁ。荷揚げの合間に中に入れてくれてもよかったと思うのですが。
山荘に入って休憩していると18時近くになっていました。天気もよさそうなので近くの中岳まで夕陽を見に行ってみます。
おっ、おお………これは中々いいじゃないか。
雲の向こうに御嶽山が見えている壮大な景色。
後ろには中央アルプスが見えています。こちらも美しい。
日没までただただ夕陽を眺めていました。木曾駒ケ岳の山頂には結構人がいるようですが、中岳は5人くらいしかおらず静かです。
18時30分、日没。ほかの皆さんは陽が沈んだらそそくさと戻っていきましたが、個人的には日没後15分くらいが一番空が綺麗だと思うのですよね。
黄昏時をじっくり堪能。
10分もすると本格的に暗くなってきたし寒いので山荘に戻ります。
宝剣山荘は微妙に電波が入らなくて暇なので20時には就寝。
明日のコースタイムは15時間と非常に長丁場です。天気が悪かったらロープウェイで下ってもいいな~と思いつつ寝ました。
つづく
harimayatokubei.hatenablog.com