スーパーカブ110で行く 6月の北海道一周ツーリング その3 利尻島一周
6月18日 利尻(鴛泊)~稚内 走行距離:55㎞
前回
harimayatokubei.hatenablog.com
13時頃に下山して、カブで鴛泊ま
で戻ってきました。下界は相変わらずの曇天です。
軽く昼食を食べて14時のフェリーで稚内に戻るか、折角だし島一周50㎞を走って16時のフェリーで戻るか。疲れてるし早く帰りたい思いもあるものの、島に原付で来る機会もあまりないので一周してみることにしました。
道道108号線を時計回りに爆走。海霧も飛んでいてとにかく気持ちいい!
交通量も少ないし最高すぎる。自転車でも気持ちよさそう。
15分ほど走って、オタトマリ沼までやってきました。利尻山が綺麗に眺められるとして有名ですが、どれほどのものかな?
おお~~~~~これは素晴らしい。静かな湖の向こうの利尻山が美しい。
平日だからか私の他誰もおらずとても静かです。穏やかな風のみが吹き抜ける。
木漏れ日のベンチで休憩するの気持ち良すぎる……。日本各地色々行きましたが、雰囲気の良さなら五本の指に入ると思います。本当に良い。
山頂と違って暖かいのもいいんですよね。何時間でもいれそうですが、フェリーの時間もあるので30分ほどで出発。
オタトマリ沼のすぐ近くには白い恋人の丘があります。その名の通り、白い恋人のパッケージの由来になった場所です。
高台にあるので山そのものが良く見える。オタトマリ沼と違って休憩スペースに日陰がなく落ち着かないのですぐ出発。
島の南側は笹原の向こうに利尻山が聳えている様子を眺めながらのツーリング。離島とは思えないスケール感です。
ローソク岩がすごい目立っていておもしろい笑。
島の西側を快走。途中でいくつかの集落はありますが、特に速度制限もなくひたすら突っ走ります。
島の西側にある沓形集落には味楽という有名なラーメン屋があるのですが、フェリーの時間が迫っているので泣く泣くスルー。
鴛泊も近くなると、先ほどとは反対側から利尻山を眺められます。こちらの方が若干穏やかな山容な気がしますね。
それにしても道が走りやすい!風がとにかく気持ちいい!!これは良い島だ……カブで上陸したのは正解でした。
出発から2時間ほどで鴛泊港に戻ってきました。いつの間にか海霧も飛んだ模様。
原付の受付をして乗船します。
ガッ!と固定されるカブ。
行きと違って船内はガラガラです。
天気が良いので甲板へ。正面に見えているのはペシ岬という丘で景色の良さに定評があります。今回は時間が無く行けませんでした。
出航。
利尻島、いい所だったなぁ。北海道の爽やかさだけを凝縮したような島でした。
出航してしばらくは利尻山が見え続けます。やっぱりどこから見ても綺麗な山です。海の上から眺められるのも趣があっていいですねぇ~。
1時間半ほど経つと稚内市が見えてきました。当たり前だけど利尻島と比べたら大都会に見える。
稚内に到着。もう6時なので稚内のライダーハウスに宿泊します。
受付してから蚕棚になっている寝床を見て納得。なるほど、これは確かに昔ながらのライダーハウスだ。
夕食後にはみどり湯名物のミーティングなるものがあり、宿主のおばあちゃんと宿泊客で会話する時間があります。で、この会の締めくくりには全員で松山千春の大空と大地の中で、を合唱する風習があるらしいのですが、この日は宿泊客が4人しかおらず静かに散会しました。
やる事もないので22時には就寝。満足度の高い一日だった。
つづく