転がる五円玉 ~旅と城と山~

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ナミビア でレンタカー旅行 その19 ~エトーシャ後編!と名付けるほどの収穫は……~

珍しく夜更かしをしたので珍しく遅起き。外が明るくなった6時頃に起床しました。砂漠と違って湿度が極端に下がらないため喉が痛くならない!これは素晴らしい。

テントを片付ける前に昨晩の水場をチェック。

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ん~……鳥しかいない~。あとは謎の小動物のみです。
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しかし、「なんだスカか……」と思って水場を眺めていると、思いがけない人物が表れました。一昨日の宿で一緒になった日本人旅行者です。既にオプウォまで行っているはずでは……!?

話を聞くと、エトーシャ内で車のサスペンションが故障したので急遽ハラリキャンプ場に宿泊する事になったそうな。そして今日はウィントフックにある営業所まで戻るのだという。

 

う~ん……「言わんこっちゃない」という言葉が喉から出かかりましたが、流石にそこまで畜生ではないので適当に慰めてあげました。無茶な予定を組むと時間も金も失う事を実感します。

「もう少し動物を見る」と言っている彼を置いてテントへ戻り朝食。さっさと撤収して朝7時にはエトーシャ内に繰り出しました。

 

さて!今日もやる事は昨日と同じです。水場を見ながら東へ移動して、昼頃にナムトニ門から外に出ます。

という訳で最初の水場に到着。
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……シマウマとインパラしかいませんね。スカか。

まぁ、気を取り直して次の水場へ行きます!

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あ~~ここもスカか……。

いや動物もいるにはいるのです。インパラなんかは車のすぐ近くにいますし、
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シマウマもよく見ます。
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ただ、これらの草食動物は野良猫以上に遭遇するので率直に言って見飽きたのです。肉食動物はドラクエのメタルスライム以上に遭遇しません。マジで。

(メタル系モンスターは生態系の頂点に位置する肉食動物である可能性が微レ存……!?)

 

ここらで一旦、エトーシャ・パンに着きました。
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エトーシャ国立公園のど真ん中にあるのがエトーシャ・パン。下の図でも大変分かりやすいですね。

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乾いた湖なのでひたすら平です。
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ただ、有名なウユニ塩湖と違って水量が少ないためか地面は茶色だし、なんだか埃っぽい。まぁそれでも広大で気持ちのいい場所ではあります。

 

そして次の水場へ。
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あああ!ここにもシマウマしかいない!!飽きたぞ!!!

草むらを血眼で探すも、見つかったのはヌーのみ。昨日見たわ……(とはいえ本日初めてのシマウマとインパラ以外の動物なのでちょっと嬉しい)。
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四か所目の水場もインパラのみ。
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うーむ、これは、、、もはや万事休すか。

 

そうこうしていると、遂に東のナムトニ門に着いてしまいました。
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しかし、まだ……まだ終わりではない!ここナムトニにもキャンプ場はあり、そして水場もあるのです!!

本当に最後のチャンス。どうだ!?

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しかし、そこにいたのはオリックスと鳥(同定できず)のみ。まだ見ぬBIG5のバッファローとライオンは最後まで見れずじまいでした……。

 

20分ほど水場を眺めつつ休憩します。まぁ……今日は全体的にスカだったものの、昨日はヒョウやゾウの大群、サイまで見られたので運は良い方だと思います。

しかし、サファリの観光の難しさを痛感しました。もはや全てが運です。もちろん、優秀なガイドを頼めば遭遇率は上がるでしょうが、やはり基本は運。それこそ、RPGでレアモンスターを延々狙い続けるような感じ。

想像するようなウェーイ!という感じではなく、黙々と車に乗り続ける渋い観光でした。

 

それでも来て良かった。ナミビアの大地を闊歩する動物たちは想像以上の迫力がありました。特に夜のゾウの群れは、「えっ……まだ来るのか!?まだゾウが増えるのか!!!」と言う感じで大興奮。あれは凄かった……。

日本の動物園では1頭や2頭でしか見たことがない動物が何十頭といたのです。例えればトヨタ2,000GTを10台いっぺんに見るような感じ。

 

まぁそんな訳でそこそこ満足してエトーシャ国立公園を離れました。今日は世界最大の隕石を見てからグルートフォンテンという町にある宿まで向かいます。

 

harimayatokubei.hatenablog.com

 

本日訪れたところ

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ちなみに、正確にはナムトニキャンプとナムトニ門は10㎞程度離れています。

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