南アフリカでレンタカー旅行 その1 ~ガーデンルートを往く
無事にケープタウン国際空港で合流できたので、フードコートで昼食を食べてからレンタカー屋へ。今回借りた会社はハーツ。全世界に支社を持つ企業です。そして借りたのはヒュンダイ・タクソン。
ヒュ……ヒュンダイ!?
「トヨタRAV4クラス」で予約したので、てっきりトヨタかと思っていたのですが、ヒュンダイでした。微妙にガッカリではありますが、見たところしっかりしているので大丈夫そう。
でも……実際ヒュンダイってどうなんでしょうね?
さて、車に乗り込んで発進。南アフリカは日本と同じ左側通行なので違和感はありません。ランプを回ってまずは国道2号線へ。
おおお~走りやすい!!この国道2号は南アフリカ第二の都市ケープタウンから第三の都市ダーバンまで通る大幹線です。片側三車線で舗装もバッチリ!これは快適です。
しかもみんな車間距離をしっかり空けています。茨城よりマナーが良いね。
そんな国道2号ですが、窓の外を見るとスラムが広がっています。
しかも延々と。
これはすごい。幹線道路沿いの環境の悪い場所にスラムが集中しているだけ、という見方もできるとは思います。でも正直この光景は圧巻です。
さて、そんな国道2号を東へ30㎞近くノンストップで走り続けてきました。
実はノンストップなのには明確な意図があります。それは、カージャック防止。
以下は在南アフリカ大使館が公表している「安全の手引き」の引用です。
《事例⑪》ケープタウン
ケープタウン市内から空港へ向かう途中,ナビゲーションの案内に従い,ケープタウン空港出口の1つ前の出口から降りて信号待ちをしていたところ,助手席側の窓を襲われ,乗車していた被害者のひざに置いていたジャケットを奪われた。
おいおいヤベーな。冗談ではなく信号で止まったら命は無い!レベルです。このような信号停車中に襲われる事例はスマッシュ・アンド・グラブと呼ばれています。
この手口の犯罪の多発地点は通行しないことはもちろんですが,交差点では,なるべく止まらないような工夫した(赤信号無視ではなく,赤信号にかからないような速度調整した)運転も必要です。
在南アフリカ大使館 安全の手引きより
このような犯罪自体は東南アジアや欧州でもあるとは思います。しかし、白昼堂々と頻発しているような国はアフリカでも珍しいのではないでしょうか。
そういう訳でビビりにビビりまくってストリートビューで安全である事を事前に確認して走行していた訳です。
さて、国道2号線を離れて海岸沿いを走る国道44号を進みます。最初は普通の道だったのですが、しばらく進むと景色が一変しました。
すげー!!これはすごい!!!山が海岸に落ちており、その麓を道路が通っています。
こ、これは凄い。実はこの道路はガーデンルートと呼ばれており、南アフリカ随一の風光明媚さで知られています。でもガーデンと呼ぶには豪快すぎるような気もしますねwwww
国道44号を1時間ほど走ると本日の目的地であるヘルマナスに着きました。
海岸沿いの小規模都市です。このような街にもスラムがあるせいか、家々は塀と鉄条網で囲われています。
本日の宿はHouse of Westcliffです。一泊4000円ですが、立派な部屋とWIFI、シャワーがあって至極快適。良い宿です。
しかし、この宿も御多分に漏れず塀で囲われているので眺めは全くありません。まぁしょうがない。
時刻は既に16時過ぎです。部屋でちょっとだけ緊張を解いてからショッピングモールへ夕食の調達に向かいました。
Whale Coast Mallと言う名です。日本のイオンモールと見まごうほどに綺麗で整っています。いくら治安が悪くともアフリカ随一の経済大国はやはり違います。
日本と同じように端っこにスーパーがあったので食料を調達。
本日の夕食はこちら!!
なんか貧相な感じに。というのも惣菜系のものが全然無かったのです。それに宿にはキッチンも無し。そのためパンとハム、ジャムという形式になりました。まぁこれはこれで美味いのでOKです。
夕食を食べたらあとは寝るだけ。私はともかく2人は日本から来たばっかりなので時差も辛そうです。体調を崩さなければいいけど。
今日の走行ルート
次回
harimayatokubei.hatenablog.com
つづく