上海航空 上海ーブダペスト FM869/FM870 搭乗記
玲和初の年末年始に静岡発でブダペストに行いました~。
航空券のお値段はなんと往復6万5000円。静岡発、上海経由とはいえ年末年始でこれは格安です。今回はその際に乗った上海ーブダペスト便の搭乗記です。
往路/ブダペスト行き FM869 12月29日
時は年末。静岡空港から飛んだ上海浦東空港で6時間ほど待ち、0時過ぎにボーディングとなりました。
上海航空はあまり馴染みがない会社であるし、安航空券なのでどんなオンボロ機体なのかとビクビクしていましたが、なんと機体はB787-9です。なんと機内WIFIがある様子!
機内はこんな感じ。新しいからとっても綺麗!
ヘッドレストが曲がるタイプなのも嬉しい。地味に便利なのですよね、これ。
モニターも非常に大きい。9インチは余裕でありそうです。しかし、機内エンタメは英語と中国語中心で、日本語の字幕は殆どありませんでした。まぁiPadに落としたアニメを観るのでどうでもいい。
窓もシェードが無くボタンで操作するタイプです。最新設備ですね。
ちなみに機内WIFIは繋がるには繋がったのですが、インターネットは使えず……。謎です。
定刻より30分遅れて離陸しました。搭乗率は9割を超えているようです。
機体が安定したらすぐに機内食のサーブです。選択肢はライスとヌードル。若干の疑問を抱きつつライスを選択するとチャーハンが出てきました。
うむ、割と本気のチャーハンです。美味しいのですが油ギッシュで町の中華料理屋で出てきそうなクオリティ。これを深夜1時に出すかね!?ちなみに紫色のカップはヨーグルト……ではなく雑穀のおかゆでした。
機内食が下げられたらすぐに減光されました。既に日本時間午前3時です。就寝。
6時間ちょい後に朝食がサーブ開始されました。選択肢はオムレツとポリッジです。今度は普通ですね。オムレツを選択。
うん、まぁまぁ美味しい。非常に無難なおいしさです。これでいいんだよこれで。
ちなみに上にあるピンク色のカップの中身はぜんざいでした。
朝食を食べ終わったらブダペストはすぐそこです。
そして、定刻より早い4時40分にブダペスト・リスト国際空港に到着。気温はマイナス2度です。
早朝なので空港も空いているため、5時21分には到着ロビーに出ました。
バスは動いているのですが、面倒臭いのでタクシーで移動します。市内までは30分、7000フォリント(2800円)なので結構安い。
無事にブダペスト東駅に着きまして、最初の観光地エゲルに向かいました。それはまた別記事で。
往路/ブダペスト行き FM870 1月3日
帰る日は、低く垂れ込めた雲が空を覆うブダペストです。とても寒い。
11時30分発なので10時ちょっと前に着いたのですが、ものすごい混雑!ブダペスト空港はそこまで大きくはないので、チェックイン待ちの列がレーンからはみ出ています。
それでもなんとか10時30分にチェックイン完了。ボーディングタイムは10時50分なので急いで出国します。でも、私たちの後ろにもまだまだ並んでいたので遅延しそうな予感。
ちなみにブダペスト空港の出国ロビーはこんな感じ。地方空港並みに小さい。
ここの空港は手荷物検査→免税店→イミグレという流れです。時間がないので免税店はスルー!
10時50分になんとかゲートに着きました。復路もB787-9です。
既に搭乗が始まっていたので搭乗します。
着席してもしばらくはパラパラと乗客が乗ってきました。混雑空港あるあるですね。
窓の外は濃いもやがかかっています。本当に飛ぶのか?
……11時30分に無事離陸しました。すごい。搭乗率は行きと同じく9割超えです。
眼下には東欧の大地が広がっています。これはベラルーシあたりですね。
13時頃に機内食が配布されました。選択肢はビーフかフィッシュで、ビーフを選択しました。
んんー大変微妙です。印象に残らない肉に味の薄いチーズ……。サラダとフルーツはイケますね。機内食としては及第点な印象。
機内食後は減光されて就寝モードですが、ハンガリー時刻はまだ午後3時です。寝られるわけも無いので適当に本でも読んで時間を潰します。
出発から8時間後、ハンガリー時刻19時半、中国時刻2時半に朝食の配布です。選択肢はポリッジかオムレツ。行きはオムレツを選択したのでポリッジにしました。
むむっ、これは不味い!久々に強烈に不味いぞ!!味はピリ辛のゲロ。中身はドロドロに溶けており歯応えは皆無。それに機体が揺れたらこぼれそう。仕方が無いので容器を持ってズルズル飲みます。かーっ、厳しい……。
フルーツとケーキ、ヨーグルトはまともな味で助かりました。
機内食後は着陸態勢に入り、中国時刻4時30分に上海浦東空港に到着。上海浦東もかなり綺麗になって隔世の感があります。
しかし乗り継ぎカウンターはこの通り。ちなみにこれは最終目的地までチケットを持っていない人の列です。私たちは静岡までのチケットを持っていたので、途中ですり抜けてさっさと通過しました。
まとめ
上海航空といえば日本ではあまり馴染みのない航空会社です。正直オンボロ飛行機でヨーロッパ行きも覚悟していたのですが、意外にも搭乗したのは最新鋭のB787-9。設備は全て最新でエコノミークラスとしては快適な移動でした。ただ機内食の味は相変わらずだった印象です。食べられはしますが全体的には微妙。特に最後のポリッジは強烈でした。
中国経由というと辛い印象ですが一時期よりは改善されている印象です。値段次第では十分に選択肢に入るでしょう。