ブハラ郊外のチョル・バクルへ 3/9
昨日はブハラの旧市街地を見たので、今日は郊外へ行くことにします。ただ、14時過ぎにサマルカンド行きの列車「アフラシャブ号」が出発するので、12時にはブハラ中心地には戻らねばなりません。
スィトライ・マヒ・ホサ宮殿やバハウッディンといった旧跡はありますが、今回はチョル・バクルという場所に行くことにしました。理由はチョル・バクルの別名が「ネクロポリス -死者の都-」だからです。めっちゃかっこいいですわぁ・・・。
チョル・バクルは旧市街の西側にある市場あたりのバスターミナルから出る、マルシュルートカに乗れば行けます。
というわけで、旧市街を横切る形で市場へ行きます。
途中で立ち寄った絨毯市場の絨毯が凄まじく大きくてビビる。
市場のバスターミナルは凄まじく雑然としていますが、なんとか目的のマルシュを探しましょう。確か107番だったと思います。そんなに遠くないのでタクシーでも良いかも。ただし、タクシーでいく場合は必ずチョルバクル前で
旧市街から悪路を30分ほど進むと、突如巨大な建築物が見えてきました。
お、おおぅ・・・これは凄いですね。田舎町には似合わない巨大さです。早速、門番に7000スム払って中に入ります。
お~凄いですねぇ。郊外とは思えません。カラーンモスクに匹敵するような威圧感があります。ここだけで1つの街っぽいですね。
小さいミナレットもカラーンミナレットを小さくしたような趣ですね。
何故か孔雀がいます。イスラム教的に重要な動物なんでしょう、多分。
正面の豪壮な礼拝堂の背後には墓地が広がっています。
この墓地の部分がチョル・バクルが死者の都と呼ばれる由縁なのでしょう。有り体に言えば、豪華な集団墓地です。
ところどころにこういったモスク的な入口があります。これらはどうやら地元の有名人の墓のようです。荒れ具合から、おおよその古さが分かりますね。
全部見て回ってもせいぜい30分くらいでしたが、静寂に包まれた不思議な雰囲気は中々のものでした。墓場とはいえ、陰湿な空気ではなくただひたすらに静かな場所でしたね・・・。
↑孔雀は何匹もいました。境内をずっとウロウロしています。
門のすぐ外は集落が広がっています。
が、見てのとおり車はほとんど通りません!タクシーですらいないです。門番に「マルシュないの?」と聞くと「30分に一回は通るんじゃないかー?」とのことでしたので、待ちます。
すると、たしかに15分後くらいに行きに乗ったのと同じマルシュが来ました。来なかったら中々ピンチだったので良かった。
ブハラに戻って、改めてモスク群を見てから、いよいよサマルカンドへ行きます。
↑市場のとある商店の門扉がいい感じでした。
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つづく