こんどこそブハラ観光③ 3/8
次に行くのはチョシュマ・アイユブという場所です。
ここはモスクではなく、ヨブという聖人が杖で地面を叩いたら水が湧き始めたという伝説がある泉です。弘法大師も似たようなことしていますね。
で、それがこの泉です。結構な人が訪れていました。この辺は極端な乾燥地帯ではありませんが、それでも水は大切なのでしょう。
ちなみに中には水利に関する展示があります。中でも気になったのはこれ。アポロチョコのような外観のこれは水を冷水のまま保存していた冷蔵庫のようです。
ん・・・?どこかでみたような気が??
イランで見たこれじゃん!!!
ちょっと形は違うようですが間違いなくこれです。まさかここで正体が判明するとは思いませんでした。
次に行くのはイスマイール・サマーニー廟です。
この建築の何が凄いかというと、中央アジア最古の建築である点です。ドーム屋根は後世と共通していますが、壁面は積み木細工のようになっていて雰囲気がかなり異質です。
屋根の精密さは相変わらず凄まじいですね・・・。
壁のレンガがやや欠けているのは、数世紀以上に渡って砂に埋もれていたからでしょう。小さいのですぐに見終わりますが、中々不思議な雰囲気の建物でした。
この辺りは公園になっており、池や遊園地があります。
折角なので観覧車に乗ってみました。日本のと違って開放感がありますね!!
うおっ!!!怖えぇwwwwwwwww重心がずれると簡単にグラグラするので、見た目の割りにスリリングです。私以外の2人は立ち上がることもできませんでした。
遠くには今まで行った観光地が見えます。ミナレットを良く見ると観覧車より高いんですよね。昔は死刑囚を落として殺害していたようですが、納得の高さです。
他にもジェットコースターのようなアトラクションがありましたがスルーしました。
次に行ったのは動物園です。
うーむ、みるからにボロいですね。ただの廃墟にしか見えないのですが入ってみました。
ラクダですね。別に珍しくはないなぁ。他にもガチョウなどがいましたが、別に面白くもないので帰ろうとしたら、管理人とおぼしき男性に声を掛けられました。
彼曰く「奥にはもっと凄い動物がいる」「10000スムだ」とのこと。凄い動物がどのくらいかは教えてくれませんでしたが、たかが10000スム(=150円くらい)くらいどうってことないので行った見ました。
最初に現れたのはライオンです。
ライオン!?!?
物凄く驚きました。まさか廃墟寸前のこの動物園にライオンがいるとは完全に予想外です。
他にもクマ
オオカミなどがいました。
まさか本当に凄い動物がいるとは・・・・・・。疑ってすみませんでした。ただ、暗い檻に閉じ込められていた動物達は日本の動物園と比べてちょっと可哀想です。とはいえ、改善されることはほぼあり得ないでしょうね・・・。
この時点で、ブハラの有名観光地はほぼ行きました。しかし、観覧車からは旧市街地にいくつかのモスクっぽい建物が見えました。この後は、そうしたガイドブックに載っていない場所にいってみます。
harimayatokubei.hatenablog.com
つづく