エスファハーン観光 イマーム広場の繊細を極めた建築 2/27
昼寝から目覚めて観光に出ます・・・しかし、2人で行くはずが同行人が体調を崩したため今回は一人で行くことに。
街角も完全に中東です。車が多いですね。
5分ほどでイマーム広場に着きました。
すごーい!広ーい!!
思ったよりも広いです。皇居外苑くらいの規模感があります。この時期は観光地というよりは地元の方々の憩いの場としての役割が強いのでしょうか、地元の人でいっぱいです。
広場は今では水路や噴水が設置されていますが、昔は古代ローマの競技場のような平坦な砂地だったようです。
とりあえず最初のモスクに行きました。
マスジェデ・シェイフ・ロトフォッラー 200000リアル
エマーム広場の東側に見えるドームが王族専用モスクのシェイフ・ロトフォッラーです。
民衆には公開されていなかったため、大人数を収容するための中庭やコーランを読み上げるためのミナレットは存在しません。
そのため通路を通るといきなりドームが現れます。
いや・・・・・・・・・・・・
すごい・・・・・・・・・・・・
すごすぎるだろ・・・・・・・・・・・・
繊細さの洪水です。視界全てに精密なタイルが広がります。
薄暗いモスクにドームの根元から淡い光が降り注ぎ天上の楽園を思わせる演出となっています。
見所はこのドームだけですが、行く価値は十二分にあります。とにかく凄いモスクでした。
②マスジェデ・イマーム 2000000リアル
続いて見たのは南側に位置するマスジェデ・イマームです。シェイフ・ロトフォッラーよりも大きいので非常に目立ちます。
正面に見えるはイーワーンです。天井の装飾がとにかく素晴らしい。
中に入ると、広場から45度傾いて中庭が存在します。
中庭からイーワーンを見ると傾いているのが良く分かります。周囲の建物を含めてタイルの装飾がビッシリ!半端ではない労力がかけられて維持されていることが良く分かります。
メインとなる中央礼拝堂の中も外以上にタイルの装飾が凄まじいです。
床の中央にある黒いタイルはドームの真下に位置しています。実はこの位置で叫んだり足を鳴らしてみると、
「「「「「タン!タン!タン!タン!タン!」」」」」
「「「「「おおおおおおおお~ぉ~ぉ~」」」」」
という感じで音が幾重にも反響して聞こえてきます。このシステムは今後行くモスク全てで再現できましたが、このモスクが最も反響していました。
天井の装飾も美しいです。こちらは青を基調にしているためロトフォッラーとは異なり華やかな印象を受けます。
壁のタイルは天井の幾何学的な模様とは異なり動植物をモチーフにしたものが多いです。
周囲には廊下がありますがタイル張りの内側とは違って非常に渋い雰囲気でした。
30分ほどで見学を終えて外に出ました。広場の周囲はお土産屋さんが立ち並ぶバーザールになっています。
ここで、「日本人?店でお茶でも飲んでいかない」とアラブ人に声をかけられました。なんとなくで一緒に店まで行くと、絨毯屋でした。
そこでお茶を飲みながら絨毯のセールスが始まります。高いと100万円前後で安くとも一万円近くするので当然買うことも無く店を出ました。他の国だったらかなり引き止められるのですが、ここの人はすぐに「見てくれてありがとう~」という感じで見送ってくれました。
夕陽に染まるロトフォッラーです。夕方になっても広場に人は多かったですが、女性や子供も多く危険な感じは一切ありませんでした。
まだまだ明るいですが、午後6時を回っているのでこの日は素直にホテルに戻りました。
夕食は羊のレバーの串焼き。1本300000リアルです。パンなどはフリー。
レバーが好きだったら美味しく食べられたんだろうなぁ・・・とう感想です。トマトが美味しかったのでおかわりしました。
午後8時くらいに宿に戻ってこの日は就寝しました。いやはや、疲れた一日だった。
harimayatokubei.hatenablog.com
つづく