イスタンブール→ローマ ペガサス航空 PC1225に搭乗
さて、15時25分イスタンブール・サビハギョクチェン空港発、ローマ・フィウミチーノ空港行きに乗ります。ローマ帝国が今でも残っていたら国内線ですが、現代では国際線です。
イスタンブールのアタトゥルク空港はヨーロッパ側ですが、サビハギョクチェン空港はアジア側にあります。地下鉄が通っていないのでバスで行くしかない空港です。大都市によくあるLCC用のサブ空港という奴ですな。
いつものフェリーに乗ってアジア側のカドキョイに着きました。この時点で13時。「空港行きだしバスは頻繁にあるだろう」と思って何も下調べしていませんでしたが、予想通りあっさりとバスを見つけられました。
13時15分にカドキョイを出発して13時45分に空港到着しました。思ったよりも遠いです。幹線道路を通るので、所要時間は時間帯によって大幅に変化しそう。次使うときはカドキョイのバス停には出発3時間前には着いていたいですね。
ターミナルは1つしかなく、アタトゥルク空港より質素なイメージ。
いつも通りチェックインして荷物を預けようとしたのですが、「預け荷物はあのカートに置いて」と言われました。意味が分からずカウンター横のベルトに乗せると「違う違う!」との事。訳がわからず苦笑いの係員に連れられて歩くと、一台のカートの前に着きました。
「ここに置いてくれ」
ふ〜ん……は!?へ?? それマジで言ってるのか??マジか……。言われるがままリュックを置きましたが、これでは誰かがリュックを持っていても分からないですよね。それにローマ行きって何処にも書かれていない。大丈夫なのかこの航空会社。
まっ、多分大丈夫でしょう。一抹の不安を残しつつガラガラのイミグレを通り、制限エリアへ。チケットと掲示板の搭乗口が違うというトラブルもありましたが(結局チケットが正しかった)、無事に搭乗できました。
エーゲ海を越える2時間40分のフライトをAmazonPrimeを眺めて過ごし、定刻で薄暮のローマに着陸。
ローマ ・フィウミチーノ空港はアジアの柔らかいデザインとは違う、硬質的でスタイリッシュな雰囲気になっています。
ちなみに荷物はちゃんと出てきました。やるじゃん。
空港内は清潔で案内も分かりやすい!清潔さや便利さは完全に先進国のそれです。ローマ・テルミニ駅行きのバスも電光掲示板にしっかり時間と場所が表示されていました。
小腹が空いたので何か買おうとしたものの、物価の高さに驚愕。思えば海外旅行で先進国に来たのは生まれて初めてです。
空港からバスで1時間ほど経つと、すっかり暗くなったテルミニ駅に到着しました。イタリア人、各国の旅行者、そして黒人やインド人の移民がごちゃ混ぜに行き交う猥雑な駅です。新宿っぽい。
レストランに入る気は失せているので売店でパンとチーズ、サラミだけを購入して宿に向かいます。駅から徒歩5分とは言え、テルミニ駅周辺は落書きが多く雰囲気が悪いので警戒して進みます。写真を撮る余裕は無し。
15分後にマンションの一室にある宿に到着。安宿にありがちですが場所が分かりにくい。宿の主人はなんとインド人です。
夕食をもそもそと食べる。スーパーで買った安物のフォンティーナチーズとサラミが美味い……!流石はイタリアですねぇ。
朝からイスタンブールをウロウロしたので午後8時だけどヘトヘトです。若干ネットをして9時には就寝しました。ローマは2日間しかいないので一日中歩き回る予定です。
つづく