転がる五円玉

旅行や登山の記録を書いていきます!不定期更新

鳥取砂丘と鳥取城 鳥取旅行Part3

大山と投入堂に登って体はバッキバキですが、それはそうと鳥取市観光をします。

鳥取市鳥取県の県庁所在地で人口は19万人弱。これは小田原・釧路・日立のような全国的な知名度はある小都市レベルです。

 

まずは鳥取駅でレンタサイクルを借ります。

f:id:harimayatokubei:20190807165241j:image

鳥取駅は駅の北側に県庁があるためか、北口側が発展しています。鳥取大丸以外に高いビルはないものの県の表玄関だからか整備度は高いですね。

 

レンタサイクルを借りて街へ繰り出します。まずはここ、6本の道路が交わる瓦町ロータリーです。
f:id:harimayatokubei:20190807165533j:image

最近全国的に増加しているラウンドアバウトではなく、ロータリーです(違いはググって)。ここは1958年に整備した際に誕生しました。

国交省が「ラウンドアバウトを整備しよう!」と言い始める前にこのような先進的な道路計画があったことは少し驚きです。中央の楠が年月を物語っていますね。

六差路ですが、交通量もほどほどで上手く車を捌けています。でも何故か白線が無いため初見では分かりにくいようにも思います。標識の多さがすべてを物語っていますね……。

 

千代川を渡って次へ行きます。

着いたのは小川の側にある安長土手です。
f:id:harimayatokubei:20190807165410j:image
この「土手」の歴史的意義はともかく、道の景観が素晴らしい。
f:id:harimayatokubei:20190807165547j:image

ここまで中世っぽさを残している場所もそうそう無いと思います。というのも、田舎の「昔っぽい」景観というのは殆どが江戸時代のものだからです。それに対して、ここは汚い足軽が横からヌッと出てきてもおかしくないような雰囲気があります。

小さいスポットですが、タイムスリップ気分が味わえてかなりおすすめ。駐車場などは無いので、住宅街の路上に停めるしかないのが欠点かも。

 

再び千代川に戻って鳥取砂丘に向かいます。
f:id:harimayatokubei:20190807165235j:image

鳥取砂丘まで通じている因幡自転車道を通ります。この自転車道は民家の軒先のような場所をグネグネ通っており、結構楽しい。

しかし、予想外に無茶苦茶登りました。砂丘は海沿いにあるので下りだけかと思いきや、砂が溜まった地形のせいで鳥取市側よりも50mほど標高が高いようです。

息をきらせながら到着。鳥取砂丘はレンタサイクルで行くとこじゃない。

f:id:harimayatokubei:20190807165308j:image

おおお~確かに豪快な景色です。その辺の草が青々としているので砂漠っぽさはありませんが、とにかく広々としています。
f:id:harimayatokubei:20190807165503j:image

私がいるのは砂丘の西側の人があまり行かないエリアなので、誰もいません。東の砂丘には人だかりができてました。
f:id:harimayatokubei:20190807165451j:image

鳥取砂丘はネットでもよく見る場所なので初めて見れて良かったです。
f:id:harimayatokubei:20190807165432j:image

ん~でも、ナミブ砂漠よりはしょぼいな!!

 

再び鳥取市内に戻り、次は鳥取に向かいます。

鳥取はいまでこそ田舎の小都市ですが、江戸時代は日本有数の大藩である鳥取藩35万石の城下町でした。鳥取城は鳥取市の北東にあり、山の麓に張り付く格好になっています。縄張は鹿児島城と似ている雰囲気です。

上から本丸(山の上)、天球丸、二の丸、三の丸、丸の内となっています。下の写真で水堀に面しているのは丸の内です。

f:id:harimayatokubei:20190807165325j:image
堀に架かる擬宝珠橋が復元されています。この橋は城の大手橋として機能しており、鳥取城を代表する橋だったようです。
f:id:harimayatokubei:20190807165246j:image

橋を渡ると中の御門(大手門)です。石垣の上半分が削られてしまって往時の姿は留めていません。また、大手門にしては石も小さいような気がします。
f:id:harimayatokubei:20190807165552j:image

道を登ると太鼓御門を通って鳥取西高の敷地の三の丸に着きました。太鼓御門は2023年に復元されるようで、その工事が進行しています。

鳥取城復元整備計画

https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1482709767382/activesqr/common/other/59226559005.pdf

f:id:harimayatokubei:20190807165300j:image

この辺りには幅2mほどしかない石垣があったのですが、今にも崩れそうな雰囲気です。

f:id:harimayatokubei:20190807165339j:image

この太鼓御門から眺める二の丸が凄い!石垣が幾重にも重なっており、30万石の威信を感じます。右には天球丸の丸い石垣も見えています。
f:id:harimayatokubei:20190807165359j:image

左側の階段を上り、二の丸の南側を歩きます。二の丸は往時には藩主の館があった場所で石垣もそれ相応に立派です。走櫓あたりには石垣の拡張工事の跡があります。
f:id:harimayatokubei:20190807165558j:image

御三階櫓(写真右)を回り込む形で二の丸に入ります。
f:id:harimayatokubei:20190807165438j:image

二の丸から見た御三階櫓の石垣です。。現在では展望台代わりになっています。
f:id:harimayatokubei:20190807165456j:image

櫓台に登ってみました。

実質上の天守閣なだけあって眺めは素晴らしいの一言です。仁風閣や鳥取県庁を背景に鳥取市が良く見えます。こうしてみると結構都会っぽいですね……。

f:id:harimayatokubei:20190807165319j:image

西側には右の膳丸が見えます。山上の本丸から見て右側にある右膳の丸、という意味ですね。(ちなみに右膳とはだれかは分かりませんでした。)

f:id:harimayatokubei:20190807165522j:image

二の丸の東側には先ほど下から眺めた菱櫓跡があります。確かに微妙な形をしていることがよく分かります。
f:id:harimayatokubei:20190807165605j:image


天球丸は工事で立ち入り禁止だったので菱櫓の背後にある表門からいったん下り、天球丸の下に行きます。

下の写真では左側が二の丸、右側が天球丸です。この辺りは石垣が複雑に配置されておりかなり迷いやすい構造です。
f:id:harimayatokubei:20190807165346j:image

天球丸の下に着きました。こんもりとした巻石垣は今ではすっかり鳥取城のシンボルです。鳥取藩は孕み出した石垣を解体や盛土やこうした石垣で補修していたようです。
f:id:harimayatokubei:20190807165353j:image

本来、こうした積み方は河川改修に使われるらしいのですが、石垣にも使われているあたりから試行錯誤を伺えます。

このあたりの石垣は平成に入ってから修復入りました。そのため石垣には真っ白い新石が混入しています。
f:id:harimayatokubei:20190807165253j:image

本丸にも行こうとしたのですが、比高220mもあるので断念。いくらなんでも遠すぎる。
実は鳥取城には門が一つだけ残っています。西側から二の丸に至る道の途中に中仕切り門があります。
f:id:harimayatokubei:20190807165618j:image

この門は1975年に一度台風で倒壊しているので、厳密には現存と言えないかもしれませんが、鳥取城の面影を残している遺構といえるでしょう。

この近くには仁風閣という立派な洋館があります。月曜は休館なので入れず。残念!
f:id:harimayatokubei:20190807165514j:image

 

鳥取城はこれで終わり。

城近くの県庁に寄ってみました。人口57万人の鳥取県ですが、県庁は流石に立派です。
f:id:harimayatokubei:20190807165538j:image

こちらは鳥取市庁舎です。
f:id:harimayatokubei:20190807165508j:image

城から大通りをひたすら南に行くと駅に着きます。こちらは駅前にある因幡の白兎ですね。
f:id:harimayatokubei:20190807165427j:image

このあとはバスで鳥取空港に行き、東京に帰りました。

鳥取は「人口が少ない」くらいしか印象が無い県でしたが、予想以上に自然文化に富んでおり実に旅行向きの県だと分かりました。山陰は殆ど行ったことないので、もう少し訪れてみようかとも思います。

 

おわり

 

最後に機内から眺めた富士山を。
f:id:harimayatokubei:20190807165421j:image