転がる五円玉 ~旅と城と山~

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エチオピア航空に乗ってみた

2019年3月3日にローマ→アディスアベバケープタウンエチオピア航空に乗りました。結論から言うと、もう乗りたくない。機体はともかく、サービスが下の中って感じでした。

今回乗ったフライト

ET703 ローマ 23:50発 アディスアベバ 6:40着

ET847 アディスアベバ 8:15発 ケープタウン 13:45着

※墜落事故と今回の記事は関係ありません。あれは機体が原因の大部分を占めてるようですので・・・。

 

機内食が衝撃的にまずい

夜行便のローマ→アディスアベバ便では食事と軽食が出ました。取り敢えずご覧下さい。

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う〜ん、不味そう。実際不味かったです。歯応えゼロのニンジンにびちゃびちゃのナス。そして、謎のナス汁に浸かった米。フォークが刺さらなくて泣きました。

ただ、この食事についてはメインディッシュだけが不味く、他は割りと普通でした。特にチーズはイタリア製だったためか濃厚な味がしてそこそこ美味しかったです。

 

問題はこっち。アディスアベバケープタウン便。昼行便だったので軽食と昼食が出ましたが、昼食が悲劇的な味でした。f:id:harimayatokubei:20190326010807j:image

うーん、全体的に色彩感に乏しい中で原色丸出しのデザートが明らかに浮いています。

 

メインディッシュは白身魚の煮付けとマカロニです。
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魚、マカロニ共に味が皆無です。食べた瞬間「………!?」となった機内食は初めてです。桜「味が……しない?」

しかもマカロニが硬い!博多ラーメンもびっくりのバリカタっぷりでした。口からバリバリ音がします。

ちなみにサラダに使われているマカロニもこれと全く同じもので、硬さも全く同じでした。そしてオリーブオイルでじゃぶじゃぶになっており、食べられたものでは無かったです。

 

極め付きはこのデザート。アメリカ人も裸足で逃げ出す強烈な色彩をしています。
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肝心の味はというと「ピンク味のゲロ」。てっきりピンクは表面だけかと思いきや中まで全部でした。「クソなのは冒頭だけかな?」と思いきや中身全部クソなクソ映画のようです。こっちはクソ映画と違ってネタにできないんですがね……。

 

とまぁこんな感じで、冷や冷やのパンが唯一の救いでした。当然、周りの乗客も全く食べていませんでした。どうしてこうなった。

 

②機内照明がガバガバ

これはローマ→アディスアベバの夜行便での不満です。夜行便は食事前後だけ明るく、それ以外では減光かほぼ真っ暗なのが普通だと思います。

ところが今回は離陸から夕食、そして朝食までずっと明るいままでした。その間実に3時間半!朝食が終わるとようやく暗くなりましたが、わずか30分後に着陸しました。

アイマスク配布なんて当然ないので、微妙に寝にくい状態がずっと続きました。これが地味にキツかったです。せめて減光して欲しかった・・・・・・。

 

アディスアベバ・ボレ国際空港がしょぼい

下はアディスアベバ・ボレ国際空港の出発ロビーの写真です。
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綺麗なのですが、売店が一つもありません。自販機も無く、給水機も無いので一度出発ロビーに来てしまうと飲み物は一切手に入りません。

仁川やドバイのような国際的なハブ空港からは大きく劣っている印象です。所詮はアフリカクオリティということでしょう。でももうちょっと頑張って欲しいですね。今回は1時間ちょっとの乗継でしたが、5時間とかあったら相当に辛いことになったでしょう。

 

反面、良かった点もあります。

・機体が新しい

2回とも最新鋭のB787-8ドリームライナーで、機体はピカピカでした。画面も十分に大きいです。
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↑これはアディスアベバケープタウンで出発前に消毒をしている様子。アフリカ便ではよくある。

 

・アフリカの僻地にも運航している

エチオピア航空ンジャメナやモンバサ、マプトのような僻地に運航しています。そういう僻地で現地のぽんこつ航空ではなく、スタアラ加盟の航空会社であるエチオピア航空で行けるのはかなり素晴らしい事です。

 

 なんだかんだ書きましたが、エチオピア航空はアフリカを旅行する上で欠かせない航空会社です。今後は機体の更新だけではなくサービスの改善を進めて、今回の墜落事故も乗り越えていって欲しい所です。