転がる五円玉

大学院一年生のみたままを書こうと思います。旅行・アイマスなど

平ヶ岳 日帰り登山 10月8日

10月7日 平ヶ岳

往復 時間

今回行ったのは、奥只見に聳える標高2141mの平ヶ岳です。

この山は日本百名山であるためそれなりの知名度はあるのですが、そんなことよりも日帰り登山最難関百名山として有名だったりします。

最寄のICから2時間以上は余裕でかかるという本州屈指の深山であることに加え、独立峰なので、登山道がほぼ一本道になっています。

このコースタイムが非常にエグく、行きが5時間35分、帰りが4時間10分と合計で10時間近い時間となっているのです。実は近隣の宿に泊まることによって往復5時間程度の裏道からアクセスできますが、やっぱり長距離を歩いてこその平ヶ岳っしょ!!という考えで麓から突撃しました。

 

つくば市から下道をひたすら爆走して、深夜0時くらいに駐車場に辿り着きました。尾瀬の御池駐車場までは普通の二車線道路でしたが、そこから先は1.2車線の隘路でかなり疲れました。ただでさえ山奥の御池から一時間もかかったし凄まじい山奥です。

しかし、着いたはいいのですが駐車場が無い!

流石は秋の三連休ですね。

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結局はなんとか隙間を見つけて滑り込めました。おそらく私達が最後の一台だったのではないでしょうか。翌朝は早いので、荷物を完璧にセットした上で車中泊です。

・・・

朝4時30分に起床しまして、5時前にいざ行動開始。普通の山であれば人は少ないのですが、既に半分の登山者は出発しているようでした。

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最序盤は緩やかな林道が続きますが、すぐに尾根に出ます。そして、急坂に次ぐ急坂の連続!ただひたすらに登り続けます。

開けているため、眺望は悪くないのですが、よじ登る感じの箇所が複数あって早くも下りが不安になってきました。

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画面真ん中に向かって伸びる尾根上に白い道が続いていることが分かると思います。

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晴れそうで晴れない絶妙な天気になってきました。

一瞬だけガスりましたが、すぐに雲の上に出て、6時30分に下台倉山に到着しました。この時点ではコースタイムの七割ですね。

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山頂っぽさは皆無ですが、ここまで800mも登ってきたので少し達成感。

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紅葉が素晴らしい!

休憩を少し取って、尾根上を歩きます。ここから台倉山までの区間は平坦で眺望の良い尾根ですので、かなり楽に進めます。

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↑台倉山の三角点

台倉山から先も比較的平坦な尾根ですが、完全に樹林帯に突入するので退屈この上ない!!

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なんの変哲も無い木道を歩きます。昨日の雨で滑りやすくなっているので、妙な集中力を要します。正直言ってつまらん!!

ちなみに、ガッツリ倒木で道が塞がれていた場所もありました。

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白沢清水には7時45分着。平坦とはいえ、微妙な傾斜もあり体力を徐々に奪ってきます。

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清水とはいえ澱んでいて飲めたものではありません。

ここからは再び急坂になります。はじめの尾根に比べれば標高差は半分ですが、既に9km歩いているのでちょっと疲れ気味・・・。

しかし、ここで立ち止まる訳にはいきません!f:id:harimayatokubei:20171020171104j:plain

ちょっと登ると森林限界を突破して平ヶ岳の山頂っぽい山が見えます。確かに名前の通り平たいですねぇ。

振り返ると燧ケ岳も見えます。

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急坂を登り切って、小さい森の中を抜けると、いきなり湿原が目に飛び込んできました。

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スタートから3時間!8時30分に遂に姫池到着です!

平ヶ岳も良く見えますねぇ!いや~~疲れた・・・。

 

山頂はここから30分です。湿原の中を歩いていると突然、登山客の集団が。

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・・・?どこから来たんだ??と思いましたが、どうやらショートカットルートから登ってきた人々のようです。

木道は人一人が通れるくらいの幅なので大渋滞。まぁ連休だししょうがないかな。

9時に山頂到着です。思ったよりしょぼい。

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ちなみに、本当の最高地点は100mほど離れた場所にあります。

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湿原の真っ只中にあるので山頂感ゼロですね。でもそれが平ヶ岳っぽい。

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周辺の山々が非常に良く見えます。写真は浅間山

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どうやら平ヶ岳山頂は準平原遺物と呼ばれる地形のようです。

参考:北陸地方|国土地理院

 

頂上付近は木道が多く、休憩できるスペースがないのですぐに平ヶ岳名物の『たまご石』に向かいます。

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40分ほどで10時ちょうどくらいに到着しました。意外と長い・・・。

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実はこのたまご石は下の岩と分離しているわけでは無く、僅かにくっついています。

 

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越後三山を眺めながら昼食の牛丼です。カロリー的なコスパは非常に良いですね。

少し短めですが20分ほど休憩をして10時20分に出立します。もたもたしていると日没を迎えてしまうためです。

 

さっそくですが、下りが非常にキツい・・・。

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下りそのものよりも、延々に続く尾根が一望できてしまうのが精神的に辛い。

 

下りきったらだらだら続く木道を黙々と、しかし早足で歩きます。

ここで少し気になったのは、いまから登り始める登山客がいたことです。頂上での野営は禁止されてるはずですが・・・。

 

台倉山周辺の紅葉は相変わらず美しい。

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下台倉山を11時30分に通過して、最後の下りです。

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やせ尾根を800m近く一気に下るこの区間は精神的にもかなり疲れます。足は既にガックガクですが、少しでも踏み外したら天国直行です。

 

1時間かけて、ようやく降り切りました・・・。

山上の紅葉とは違う、夏山のような林道を歩いてウィニングランです。

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途中の水場も兼ねている沢で休憩。2Lあれば水は十分だと思ったのですが、ギリギリでした。

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1時30分に駐車場帰還!総歩行8時間の山行となりました。

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帰ってもなお駐車場は満車状態です。

その後はいつも通りの国道を通ってつくばまで戻りました。

 

最後に振り返ります。

いや・・・・・・流石に日帰り最難関の名は伊達じゃなかった!辛かった!!

もう一回行くかと言えばおそらく行きません。紅葉や湿原は良かったのですが、あまりに冗長すぎるピストンが心をすり減らせていきました・・・。

でも、自分の足で歩ききったことは自信にもなりました。今年の辛い登山はこれでしまいにして、今後は緩めの山に行こうと思います。

 

おわり