転がる五円玉

大学院一年生のみたままを書こうと思います。旅行・アイマスなど

内モンゴル・フルンボイル平原旅行 3日目 ハイラル要塞

8時間睡眠ののちに起床。

天気は・・・曇りです。ちょっと草原観光には不向きなので、今日はハイラル要塞に行きます。

 

ハイラル要塞は実は市内に5箇所ありますが、観光地化されているのは一箇所の北部要塞のみです。

まずは4路バスで駅前まで出ます。さて、ここからどうやって行くべきか・・・。

①バス・・・安いがあるかどうか不明

②タクシー・・・楽で速いが高い

③徒歩・・・時間はかかるが確実

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5秒ほど悩んだ上で、徒歩で行くと決断しました。

まぁ大人数ですし大丈夫でしょう。

 

陸橋を渡り駅の北側にでます。陸橋からハイラル駅を見ると、まるで新幹線の駅みたいですねぇ。とても辺境だとは思えません。

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20分ほど歩くといかにも低級住宅街(スラム)に出ました。

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・・・・・・。ちょっと危ない雰囲気ですが7人もいるのでそのまま行きます。こういう場所に割りと新しい車があるのはいかにも中国ですね。

さらに進むと家すら無くなり、工場の脇を進みます。

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本当にあってるのかー??という道ですが、いつの間にか道路に出まして意外とあっさり着きました。

(ちなみに上の写真にある森林は最近造成されたようです。2006年ではこんな感じ。

ハイラル要塞 | つぶやき手帳

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ハイラル要塞です。思ったよりも観光地化されており、中国人観光客も大勢いました。

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まぁよくあるモニュメントです。

正面にある展示館にはまず始めにこれが。

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デザインは結構好きです。

中身はハイラル要塞だけではなく、満州国時代のハイラル地域の文化・歴史について、という感じです。

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満州国の紙幣です。武内宿禰ですかね・・・?

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良く見ると『キリンビール』と読めます。こんな土地まで進出していたとは・・・。

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ノモンハン事件のパノラマ図です。昔は日本の完敗と言われていましたが、現在では引き分けという評価になりつつあるようです。個人的な感想ですが、この大平原のたかだか10km程度の国境を争う意味はあったのでしょうか・・・?

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展示の最後は進攻してきたソ連軍によって陥落する要塞のパネルでした。

 

ここで地上の展示館は終わりです。ここからは実際のハイラル要塞、つまり日本軍が建設した実際の要塞の中に入ります。

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入口で既に若干寒い。

100段近くもの階段を下ります。

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ほーん、流石にちょっと寒いな・・・。

・・・・・・

寒い!!!!!寒すぎる!!

冗談ではなく冷蔵庫の中にいるような気温です。それもそのはず、要塞内は夏冬関係なく常時0℃~2℃。冬の間はむしろ暖かいのでしょうが、8月でこの気温は半端ではなくキツい。

 

予想外の寒さにビビりながら進むと第一の見所が。

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マジで日本語です・・・。「れ」が「水」にしか見えないあたり凄い昔のフォントっぽいです。これはかなり感慨深いですね。70年前に日本人が本当にこの場所にいたという事実が実感できます。

 

薄ボンヤリ暗い要塞内を進むと部屋がいくつもあります。

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ここにも日本語がありました。

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下の写真は通気孔です。地下牢獄の底という表現がぴったり。アサシンクリードだったら登れますが、梯子は取り外されているので登ることはできません。

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しかし地下50mから地上を眺めるとこんな感じなんですね。

医務室や厨房を通り過ぎると兵舎区画となりました。

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絵に描いたような陰気さです。潜水艦より辛いのではないでしょうか。もしかしたら平時はここは使っていなかったかもしれません。それくらい寒いです。

 

要塞の公開範囲は100mほどありますが、それでも北部要塞全体の5%程度のようです(地図からの目測)。

完全に素人の感想なのですが、この要塞をまともに陥すのは無理だと思います。ベルリンの総統地下壕も降伏によって陥落したくらいですし、地下50mは米軍の最新爆弾でも用いないと穿てないほど深いことが実感できます。また、当時の日本軍のここから先は進攻しない、ここから内には絶対に侵攻させないという意思も読み取れます。

結局は関東軍が防衛線を長春まで下げたので無駄になったんですがね・・・。

 

要塞の外には公園がありまして、昔の砲台やバイク、戦車があります。全部中国製なのですが、要塞を陥落したのは中国軍ではなくてソ連軍ですよね??

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これは・・・中国の戦車ですかね?ガルパンにはいなかったような気が。

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なんと内部に自由に入れます。いや、本当はダメなのですが中国人が勝手に入っているので私達も入りました。

 

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思ったより広いですが、ここに4~5人乗ることを考慮すると中々キツいものがあります。

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ちなみにらくだもいました。コブがなぜか変な方向にひねくれています。

 

駐車場にはなにやら見慣れた車が。

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・・・!??!?なぜこんな所に藤原とうふ店の車が??フォルクスワーゲンですが、思ったよりも雰囲気は似ててびっくりです。

総見学時間は2時間くらいです。以外にも充実した展示だったので十分に楽しめました。

 

帰りは路線バスが来る気配が無いのでタクシーで帰ります。駅まで20元。

昼食は駅前で安心と伝統と麻婆豆腐。

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これで10元です。やはり安い。そして美味い。

 

この時点で午後2時です。相変わらず曇り気味なので一旦ホテルに戻ってから街の広場まで散歩に行きました。

ちょっと晴れてきましたね。

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広場はちょっとした遊園地みたいなものもありました。

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座れるものなら座ってみやがれ、という強いメッセージ性を感じるベンチです。f:id:harimayatokubei:20170902231056j:plain

流石は中国です。日本ではとても想像をつかないコラボを平然と開催しています。

 

まぁ広場は所詮はただの広場なので本当に散歩だけで終わりました。

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帰り際には見事な虹が。ちなみに正面のビルは病院です。

 

夕食はホテル近くのらーめん屋です。

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なぜハイラルにらーめん屋が・・・という感じですが、好奇心で入ってみることに。

店主は中国語しか通じませんが、なんとかとんこつラーメンを注文。

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実際に出てきたのはこちら。肝心の味は、思ったよりも美味い、くらいです。日本では地方のサービスエリアで出てくるような味ですね。値段が20元(=340円)であることを考慮するとアリです。コクがあまりないのがちょっと残念ですね。

ちなみに同行人が食べた味噌ラーメンは死ぬほど薄かったようです。味噌という文化が中国にないことが原因でしょう。

 

本日はほとんどハイラル要塞に行っただけとなりましたが、要塞が想像以上に面白かったので結構充実していました。

 

翌日は観光ではなく、大会での大一番となります。実は単なる一般人の私達も中国選手権に出場できるように取り計らってくれたのです。まぁブログ的にはあまり書くことはないですかね??

 

harimayatokubei.hatenablog.com

つづく