転がる五円玉

大学院一年生のみたままを書こうと思います。旅行・アイマスなど

10月下旬・晩秋の飯豊山登山 日帰り強行軍

10月23日で飯豊山を日帰り登山してきました。

完璧な秋晴れで素晴らしかったのですが、何を思ったか日帰りにしたせいで半端ではなく疲れました。

 

22日の金曜夜につくば市を出発して、一般道で北上しました。

日付が周って午前1時に弥平四郎登山口に到着したので、仮眠に入りました。

もう、秋も深いためか他に車は一台しかいませんでしたね。

 

午前4時45分に起床。おそらく氷点下の寒空の下で準備をします。

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↑午前5時の弥平四郎。見ての通り、真っ暗

 

午前5時15分に出発。まずは新ルートを登り一気に尾根まで出ます。

40分ほど必死に登ると日が上がってきたので周りが良く見えるようになりました。

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紅葉がすごいですね!おそらく標高900mくらい場所です。

ちなみに見えているのは三国岳ではなく巻岩山です。

 

6時18分に上ノ越にでました。ここからは尾根移動です。

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↑見事な磐梯山会津盆地

 

尾根はアップダウンがあって正直ダルかったです。

とはいえまだ登りなので体力は余裕。

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疣岩山などは50m以上アップダウンがあったのですが、鼻歌混じりで進んでいきます。写真右上に見える小屋が三国小屋です。

 

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↑三国小屋。思ったよりも立派でした。

 

午前7時43分に到着。ここまで150分(コースタイムは240分)ですね。

10分弱休憩して出発です。ちなみにここから県境マニア垂涎の細い県境が続きます。

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(出典:デイリーポータルZ)

ここの盲腸県境はどうやら明治維新の廃藩置県の際に、会津藩の領地だった現・新潟県東蒲原郡が県庁のある福島市から遠すぎるため、福島県ではなく新潟県に編入されることになったことが発端らしいです。

この際に、飯豊山を含む飯豊神社が新潟県になったことに対して、麓の福島県の村が猛反対。県知事の仲裁でも収集できず、結局は内務大臣の裁決により飯豊山神社の参道のみ福島県に属することになりました。

そのため、下のような画像が撮影できます。

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県境に明るいとかなり興味深い場所だと思います。到達難易度は高いですがね・・・。

 

三国小屋を過ぎると、アップダウンが続きます。

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そこそこの梯子場です。晴れているため岩は全く滑ることは無かったので、不安感はありませんでした。

一時間ほど歩くといよいよ飯豊山が姿を見せ始めます。

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流石に百名山だけあって素晴らしい山容ですね。

 

8時48分に切合小屋に到着です。

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三国小屋からは一時間かかっていないので5分ほど休憩して出発します。

 

アップダウンを繰り返していましたがいよいよ最後のピークである草履塚に到着。

飯豊山を目の前にして150m近いアップダウンがあるため精神的にかなり辛い場所です。江戸時代は麓の住人の子供は飯豊山を登頂して一人前と認められたそうな。

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飯豊山が本当に良く見えます。

下りきったらお地蔵さんがお出迎え。

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飯豊山最後の難所である御秘所が待ち受けます。

 

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↑御秘所。落ちたら間違いなく死にますね

乾燥していたので滑ることは全くありませんでした。

 

さて難所を越えてからは最後の登りが続きます・・・。かなり、しんどかったですが耐えます。

10時14分、飯豊山神社に到達しました。

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ここにある本山小屋にザックをデポして、山頂を目指します。

 

本山小屋~山頂間は高低差のほとんどない快適な道をいきます。ここまで頑張ったご褒美ですね!

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↑左に見える小屋が本山小屋。

 

そして遂に10時35分・・・出発から5時間30分で飯豊山登頂しました!

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眺望は最高!西は佐渡島、東は猪苗代湖まで見えます。

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新潟市街と背後に見える佐渡島。思ったよりも存在感があります。

 

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磐梯山猪苗代湖

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↑低い地点の紅葉との対比がいい感じです。ちなみに右上に粟島が見えています。

 

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↑大日岳方面。打って変わって急峻な表情を見せます。

 

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↑一等三角点。この山が明治から重視されてきたことが分かります。

 

ひとしきり頂上を楽しんでから、10時42分に本山小屋に引き返します。

本山小屋で昼食を摂ってから下山開始です。

行きは飯豊山や大日岳を見ながら登ってきましたが、帰りは米沢盆地や会津盆地のを見下ろしながら下っていきます。

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登山道と米沢盆地

 

13時ちょうどに三国小屋に到着。10分休憩して出発します。

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↑ここからは磐梯山が見えていました。

 

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↑巻岩山付近にある獅子沼。こういうちょっとした異空間は好きです。

 

帰りは行きとは違い、だらだらとした登りが続く長坂ルートで下ります。

これが精神的にかなりキツかったです。ぼろぼろの岩が露出している場所や木の根っこが派手に出ている道を下ります。アルプスあたりではちゃんと整備してあるとは思いますが、登山者が少ないのでしょうがないですね・・・。

三国小屋を出発してから二時間後に祓川小屋に到着。

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最後は川を渡ります。

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出発から10時間後の15時15分に弥平四郎駐車場に帰ってきました~~!

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相変わらず車がいない・・・

途中で数人の登山者とすれ違ったのですが、いずれも川入のほうからでしたね。

 

登り、下りともにコースタイムの6割ほどでした。ただ、晴れていてもかなり疲労したので一泊をおすすめします。

特に長坂ルートの下りは体力・精神力ともにかなり消耗しました。

 

しばらくグッタリしてから帰り支度です。

弥平四郎集落まではかなりの荒れ道が続きます・・・FITでなんとかギリギリでした。

 

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↑水鏡の阿賀野川

 

その後はひたすら茨城を目指して南下します。

午後10時につくば市に着いて無事に帰宅!

 

総行程28時間のかなりハードな登山でした。

ですが、美しい紅葉と奇妙な県境や思ったよりも美しかった飯豊山を堪能できた非常に濃い登山だったとも思います。

 

こんどは縦走をしてみたいですね~。                    完