アルマトイをちょっと観光 3/12
午前6時にアルマトイ駅に着きました。
眠い、暗い、寒い!!
寝台車が快適だったのでもう少し寝ていたかった・・・。
アルマトイの宿はまだ予約していないので駅の待合室で待機します。そこそこの人数が待機していますが、混雑しているというほどではなくて助かりました。
8時前後までウトウトしたら明るくなってきたので行動開始です。ちなみに駅にWifiはありましたので、宿は調べておきました。
駅からは徒歩で移動します。天気も相まって陰鬱な雰囲気が続きます。
宿の名前はホステル ノマドズ GH。
ホステル ノマドズ GH (カザフスタン アルマトイ) - Booking.com
8人ドミトリーで2000テンゲ(=700円)です。まぁ色々と標準的な宿ですね。
荷物を置いて少しして行動を開始します。まずは朝飯。
これまでとは綺麗さが段違いのレストランがありました。値段はプロフだけで1000テンゲ(=350円)物価も徐々に上昇してますね。
続いて行ったのは中央市場です。
何があるかな~?と思ったら今日は休日なので休み!服屋なんかは営業してますが、中国製品ばっかりで全く面白くなかったのですぐに退散。
5分ほど歩いて28人のパンフィロフ戦士公園に行きます。
めっちゃ鳩いますね。上野公園かな??
餌という名のコーンを売っていました。
いやしかし多いな。どうなってんだこりゃ。餌を持った現地人の子供が襲われて悲鳴を上げて逃げていきました。
この公園の中央にあるのは1904年に建立されたゼンコフ教会。どうやら木造で作られた建築で世界第二位の高さがあるようです(ソースwikipedia)。
黄色を主体としたパステルカラーな教会です。どこからどう見てもロシアの影響が強いですね。
内部はごくごく普通の正教会です。イランのエスファハーンぶりの教会ですが、あちらよりはあっさりした内装です。(まぁあちらが凄すぎるだけですが。)
続いて行ったのはカザフスタンの首都がアルマトイだった時代の大統領官邸です。
ちょっと立派な普通のビルという雰囲気です。ちなみに手前の広場の地価はショッピングモールになっています。
誰の手形かは不明です。というか左側に書かれたのは何語なんでしょう?
遠くには遊園地が見えていますが、そこまで行く気力はありません。
アルマトイ市は人口100万を超える大都市なので地下鉄が通っています。
実に近代的ですね。バクーの地下鉄にそっくりです。一回の乗車で80テンゲ(=27円)です。めちゃくちゃ安い!
エスカレーターは旧ソ連圏らしく長い長い。降りるまでに100秒以上かかりました。
ホームの構造も実に共産圏という雰囲気です。
(参考:平壌の地下鉄)
流石に平壌よりはすっきりしたインテリアです。
帰り際にスーパーに寄りましたが、特に珍しいものはありませんでした。
ニンジンがなぜか泥まみれだったのがちょっと気になったくらいですね。
夕食は朝食と同じレストランに行きます。
これで1000テンゲ(=330円)。おいしいから文句なし!
しかしこのレストランの問題はスイーツです。
これで一個500テンゲ(=170円)です。安すぎるでしょ・・・こっちの女性が歳を取ると太るのも納得です。
今日は全体的にあまり動かない一日でした。イランを出て以降、下がり続けている気温がとうとうマイナスになったことに加えて、体調がちょっと怪しかったことが原因です。
宿のWIFIがそこそこの速さだったので宿ではそれなりに暇しなかったのは幸いです。
明日はアルマトイを出て国境付近の町であるジャルケントに移動します。
harimayatokubei.hatenablog.com
つづく
「事務いす2時間耐久レース」いす1-GPに出場してみた
さる2017年6月11日に山形県米沢市にて開催された「いす1-GP」に参加してきました。
この競技は普段オフィスでなんかで使っているキャスター付きの転がる椅子に座ってレースをします。3人チームで時間は2時間!普段は上位陣は20km近い距離まで椅子で走るという予想以上に過酷な競技です。
ではなぜそんな意味不明過酷な競技に参加しようかと思ったかというと、
・面白そうだったから
・暇だったから
です!正直言って忙しかったら参加しませんねぇ。遠いし。
今回は普段のシーズン戦ではなくEXグランプリでしたが、レギュレーションはいつも通りです。
持ち込み可能な椅子(マシン)は二台でいずれもレース前に改造などが無いか検査を受けなければなりません。また、レーサーはヘルメット・腕パッド・ひざパッド着用必須です。時速10kmくらいは軽く出るので転倒すると結構危険なんですよね。
今回のコースはこちら。
一週180mの直線ですが、雪国であるため、道路がかなり傾斜しています。そのためまっすぐに進んでいるつもりでも気が付いたらカーブしているという中々の難コースです。また、コース上一箇所に5mの長さのピットレーンが設置されており、選手交代はここで行います。
本物のF1では、決勝前に予選があって、決勝時のグリッド位置(スタート位置)を決めます。いす1においてもそれは同様でして、11時から30mスプリント勝負で予選を実施しました。
スプリントなのでチーム内で瞬発力が最もあるメンバーに予選を走ってもらいます。
結果は・・・第5位(16チーム中)!!
まずまずの結果ですね。慣れているチームは本当に速い。決勝で太刀打ちできるのか不安になってきました。
予選後は決勝20分前まで自由練習時間です。コースを一度走って感覚を掴みます・・・ここで初めて50m以上イスで走りましたが、思ったよりも足が疲れます!普通に走るのと違って、体力というよりは脹脛と腿の筋肉を酷使します。
昼飯は適当におにぎりを食べて、12時20分に決勝です。
序盤
スタートしてからは全車だんごになって走ると思いきや、最初から思ったよりも差が開いていきます。3周目くらいからは、はやくも周回遅れのチームが出てきたため、自分達のチームがどれくらいの位置か分からなくなりました。
私達は「一人2周」で交代という作戦を立てて序盤を走りますが、
疲れる!!
圧倒的に足が疲れます。2周するごとに階段で10階くらいまで上がるような辛さです。足プルプルです。日頃から鍛えてはいますが、これは辛い。早くも不安になってきました。
中盤
30分程度経つと、各チームもスピードが落ち着いて巡航的なレースになってきます。私達はこれまで2周走って交代していましたが、ここから一周ごとに交代し始めました。なぜなら、一周目の半分くらいまでは回復した筋肉でほぼ最高速を出せますが、それを過ぎるとゆっくりとした速度しか出せないからです。
休憩時間は半分になりますが、筋肉の回復時間としては十分なのでこちらの方が全体的に速くなりました。
ちなみに一時間段階での順位は4位。さて、巻き返しなるか・・・?
終盤
一人一周という作戦も定まり、残り30分くらいになってからは後先考えず最大出力を出し続けます。
コーナリングや直線走行も様になってきましたが、とにかく足が疲れまくって非常に辛い状況が続きます。ただ、残りは3周くらいしかない!と考えると最早出し惜しみはするべきではありません。
残り一分でバトンタッチして私の出番は終了。チームメンバーがそのまま走りきって2時20分に2時間のレースが終わりました。
終わってみれば早かったですね~。正直言って序盤が最も辛かったです。
レース後はイスの片付けや着替えを済ませて結果を待ちます。3時過ぎに結果発表が始まりました。私達は終盤かなり追い上げたので3位に食い込みたい所でしたが、結果は・・・?
二位!!
うおおおおおおおおお!!!!マジか!!マジで二位なのか!!
非常に驚きました。三位で呼ばれなかった段階で表彰台はあきらめていましたが、まさか二位だとは。
商品はお米30kgに皿と高級レトルトカレーです。やったー!
いや~久々に興奮しました。こういうレースで表彰されるのは本当に気分が良いですね。
表彰式は30分くらいで終わりました。4時くらいに現地を出発して家に帰りました。
今回は初出場で二位となりましたが、勝因は
・普段からの筋トレ
・途中での作戦変更
でしょう。とはいえ、二位というのは「最も速い敗者」でもあります。今回ので俄然やる気がでてきたので、いつかリベンジします。
しかし、疲れた・・・本当に生半可な気持ちで参加すると痛い目に遭うイベントでした。
帰りは会津経由でしたのでラーメンを食べました。旨い。