転がる五円玉 ~旅と城と山~

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シンデレラガールズ4thSSA東京公演 ライブレポート ~二日目・後編~

ライブレポート二日目です!レポート自体はこれで最後ですね!!どうぞご覧あれ!

 

~前回からのあらすじ~

怒涛のオリメンラッシュで次々に昇天していくPたち。待ちに待ったTrancing Pulseで凄まじいステージを見せられ最早会場は燃え尽きたかに思えた。そして、それでも生き残ったPを更なる衝撃が襲うのであった・・・。

 

16.こいかぜ(早見沙織

前曲が終わり、3人が抜けるとメインステージに一人の演者が立っていました。

今思えばこの時点で半数くらいのPは緑リウムを掲げて「高垣楓」の登場に備えていたと思います。それは、昨日のゲスト・今日の曲順(と、はやみんのスケジュール)を考えれば当然のことでした。

いざ歌いだして、本当に早見沙織が来たことに喜びの歓声をあげるものの、真に驚いたところはそこではありませんでした。

会場を支配する美しい歌声。椎名曲独特の壮大さも加わり、「歌姫」という言葉が決して比喩ではないと思わせる次元を超えた重みがありました。

CDでもアニメでもない、ライブという一発本番の場で、あれほどの安定感と共に、アニメ15話であった「ファンのみなさんに笑ってもらいたい」という必死さも込められた、メリハリのついた歌唱ができることは、流石としか言いようがありませんでした。

また、衣装も明らかに一目で「楓さん」と分かるドレスでした。髪については、楓さんの独特の色を出すことは大変難しかったと思います。実際にツイッターの写真を見ると結構違っています。ですが、パフォーマンス中は緑色のライトで照らされていたため、楓さんの姿を完全に再現していました。

高垣楓」というシンデレラガールズ中トップクラスのアイドルを完全に再現し観客を魅了してくれた早見さんに対して、心の底からありがとうと言える、そんなステージでした。

 

17.Nocturne(東山奈央早見沙織

昨日と同じようにMCかなー?と思っていたら、突然この曲がかかりました。

3rdでは飯田さんが代役で入っていたので、今回は誰が来るのでしょうか・・?

青と白の衣装に身を包んだ人物が出てきたのでスクリーンを見ると、

東山奈央

の文字が

ちょ、ちょ、ちょっと待てよ。うぇぇええええぇぇぇっっっっ!??!?ゲスト連続!?しかもなおぼうかよーー!

驚愕の度合いではこの日最高だったと思います。

肝心のステージは実に攻撃的・鋭利的でした。3rdライブでは円形のセンタースタージだったので、あまり動きはありませんでしたが、今回はメインステージなので2人とも存分に動きまわっていました。

特に良かったのは後のMCで「何回も目が合った」といっていた通りのシンクロ感。こればかりは代役ではできなかったと思います。サビの「駆け抜ける この思いは」という箇所の向かい合って歌うシンクロはこの2人以外では無理だったでしょう。

どちらかといえばCoの割りにギャグ要素の多い二人ですが、この曲を歌う姿は紛れもなく正統派のCoアイドルだと再認識しました。

 

この曲が終わり、2人と武内Pの3人でMC。なおぼうの地声とキャラ声の差に驚きつつ聞いていたのですが、ラストに

はやみん「ラストスパートもスパーっと決めてきて!」

とのアナウンスが。

なんだかんだ17曲やったし、そんなもんかな~?新発表がものすごく長いのかな?

なんて思いつつ、いよいよラストブロックへ。

 

18.この空の下(上坂すみれ, 内田真礼, 洲崎綾

再びのラブランコ(LOVE LAIKA with Rosenburg Engel)。

先ほどとは違って全員同じ衣装(MAGIC☆仕様)で登場。この曲が流れたときはシンデレラプロジェクトとしての在り方が問われていただけに、個別衣装でなくとも違和感はありませんでした。

この3人特有の一体感はやはり素晴らしいと再確認する、パフォーマンスでした。

 

19.心もよう(NG以外の全員)

全員で歌ったことはちょっと以外でした。

卯月の復活を願うこの曲を全員で歌うことによって、ユニットとして独立しつつも、やはり卯月がシンデレラプロジェクトの中心である、ということを感じましたね。

いや、シンデレラプロジェクトは一人も欠けることはない、ということだったのでしょうか・・・?346プロの絆を見せつけてくれました。

 

20.流れ星キセキ(大橋彩香, 福原綾香, 原紗友里

予想通り、NGによるデレアニ最後のユニット曲であるこの曲が来ました。

なによりもイントロがアニメ版だったことが良かったです。

安定して歌いきった印象のあった3rdと異なり、「キラキラしたいっ!」という歌詞で叫ぶような歌声になったりと、この3人で歌えることを存分に喜んでいるという歌い方でした。

最終到達点であると共に、これからもまだまだ強くなれる、という雰囲気も併せ持つ良いパフォーマンスでした。

 

21.MAGIC☆(CINDERELLA PROJECT)

あえて出演者全員では歌わない。

危機を乗り越えて成長したオリジナルメンバーだからこそのこの楽曲。もう二度と見れないかもしれない・・・と思うと、少し悲しくなりますが、だからこそ全力で楽しめました。

 

22.夢色ハーモニー(全員)

この曲が流れたことで、このライブに一旦の区切りが付いたと思います。

EDっぽさもありつつ、楽しげな曲調は本当にライブのアンコール前ラストにふさわしいですね。いつも通りのシンデレラガールズを存分に楽しめました。

特筆するべきはラストの演出。ラストに全員がメインステージ中央に集まり、ポーズをとります。その後、スクリーンにはカメラのファインダーが映り、「ハイ、チーズ!」の声と共にメンバーと同じポーズ・配置・背景まで完全に一致したキャラクターの一枚絵が映りました。

この心憎い演出に会場は「おおっ・・!」という反応。いやはや、本当に夢のようなライブをありがとうございました。

 

その後は普段のライブのように「ありがとうございました!」という挨拶も無く撤収。

ほぼ同じタイミングでアニメのダイジェスト画像と共にGOINが流れました。

 

0.GOIN!!(プロデューサー一同)

GOINが流れた瞬間にカラオケverだと気が付いて、迷いつつもなんとなく歌い始めると、なんと周りのPもGOINを歌っているではないですか!!

最近は765で一緒に歌うという演出が多いため、あまり抵抗はありませんでした。

会場全体でアイドルがいなくとも、歌い、コールをするという謎の空間。これはこれで楽しかったと共に、本当に良い同僚たちだと思いちょっと感動してしまいました。

一番は歌詞分かったのですが、二番は曖昧だったのでコール側になりましたがwww

本当は休憩時間のはずなのに、コールで疲労してしまったあたりは10thを思い出します。

 

このGOIN!!の終わりと共に、アニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」が本当の意味で終わったのだと感じました。実際、これまでのライブパフォーマンスを見て思い残すことはもうありませんでした・・・。

 

しかし、このライブの本番はここからだった・・・・!私が予想していた新情報なんぞどこ吹く風、第四の城が姿を見せ始めます・・・。

 

~武内PのMC~

 ここで真っ暗な城から武内Pが登場。いつも通りに「アイドルの輝いている姿はかがだったでしょうか。」「しかし、彼女たちはまだ輝き足りません」という口上が続きます。が、途中から流れが変わります。

「TryCastleStory...そのお話には続きがあります」

>おおっ!

「これより皆様に彼女たちの未来をお見せします」

>うおおおっ

「4っつ目のお城.......『Future Castle』へ!!」

>新情報キター・・・・えっ!?!?

中々、頭の理解が追いつかない中で、武内Pは退場。そして、ステージ上のお城では見たことの無い色の門が開かれていました。

 

23.Yes! Party time!!(全員)

 再びステージ上に登場するアイドルたち。良くみるとまた全員着替えていました。

今度の衣装はアクロス・ザ・スターズ。アニメとは全く関係のない衣装ですね。

ほぼ新曲なのでコールの予習が完璧ではなかったことが悔やまれます。特徴的なウェーブはおおよそ成功、というくらいでしたね。やはり完全な扇形であるアンフィがウェーブはやりやすいですよね。

どことなく765の待ちうけプリンスを彷彿とさせるこの曲はコールが多彩かつ豊富なので、今後もライブの定番曲となりそうな予感。やっぱり4つ打ち曲は盛り上がる!

 

 一人を除いて全員が一斉にステージ裏に退いていき、代わりに出てきたのはダンサー。てっきり、全員曲をいくつか歌ってから、終幕となるかと思っていただけに、ここでソロが来ることは完全に予想外でした。

 ここからが、アイマスライブ史上に残るであろう「ソロ8連続」が幕を明けます。

 

24.SUPER LOVE☆(山本希望

 ソロトップバッターは山本さんによるこの曲。アニメを見た個人的な印象なのですが、「城ヶ崎莉嘉」というアイドルは常に誰かと一緒にいて個人として存在感はあまり発揮していなかったように感じていました。それだけに、ソロでこの曲が来たことは若干の驚きでした。

 振り付けめっちゃ可愛いですね・・・。特におしりフリフリするところ。センターステージを所狭しを踊りまくることで莉嘉の元気さが良く出ていたと思います。また、サビであえて若干音程を外している所も莉嘉っぽくて良かったですね~。

 この難しそうな曲を完璧に歌いきったことで、少なからず認識を改めざるを得ないパフォーマンスでした。

 

25.NUDIE★(佳村はるか

 同じくSM3に収録された美嘉ねぇの新曲。[Memories→LEGNE]と同じように「お前らこの流れにすれば高まるだろ」と言わんばかりの構成。

 TOKIMEKIよりも成長して落ち着いている様子がある本当に良い曲ですよね・・・。

 なによりも声優である佳村はるかさんの成長が著しいことに驚きです。「音楽評定1」であったり、歌唱が苦手・・・など、アイマスに関わって歌にだんだんと慣れてきていることは分かってはいますが、不安な面はありました。

 でも今回のパフォーマンスはほぼ完璧だったと思います。まさに「喉からCD音源」でした。最初から最後まで美嘉の声で歌いきってくれました。ある意味では城ヶ崎美嘉役の佳村はるかとしての集大成であったと思います。

 この先も美嘉が成長していくように、るるきゃんも成長していくのでしょう。彼女たちの成長を見るためにもプロデューサーを続けなければならない、そう思える微笑ましいパフォーマンスでした。

 

26.おかしな国のおかし屋さん(大坪由佳

 前曲とはうって代わってメルヘンな雰囲気に。昨日のきまぐれと同じような感じでしたね。若干ミュージカルっぽい雰囲気がステージ上のお城と見事にシンクロしていましたね。また、ヘッドセットを付けてのパフォーマンスだったので9thのぬーさんを思い出しました。ただ、ヘッドセットは原曲のダンスをするためではなく、お菓子を作るためというあたりがかな子っぽい。

 驚いたのは「王子様役」がすみぺだったことです。てっきり武内Pかと思っていたのですが、そう来るとは・・・!どうやら大坪さん本人のたっての希望だったようです。考え抜かれた構成の中でこうした演者の意向を取り入れてくれるのは嬉しい。

 アーニャは中性的な魅力もあるので適役だったと思います。「よかったら、このガラス砂糖の靴を履いてくれませんか?」の声を安易にイケボに走らず、ちゃんとアーニャの声で言ってくれたのは大変良かったですね。

 ラストにタルトを本当に食べてプロデューサーを湧かしていましたが、まさか本人手作りだったとは!いろいろな意味でお似合いなキャラと声優だと思いました。

 

27.Sparkling Girl(青木瑠璃子

 るーりぃの真骨頂でしたね。何か書くだけ無粋でしょう。ダンサーさんもエアギターするのが良かった。るーりぃにもいつかは本物のギター弾いてほしいけどそれだと、なんか違う・・・。もどかしいです。

 

28.ニャンと☆スペクタクル(高森奈津美

 高森さんが物凄い練習をこなしてきたことが身に沁みました。なつ姉はすごいや。 

特に以下の早口言葉ゾーン。観客全員でハラハラしながら見ていました。

ニャ~にがニャンでもニャきごと言わニャい ニャンぴとたりとも変えられニャい!

わたしの心のニャイデンティティが あニャたのニャやみをニャくしちゃう!

ニャン月ニャン日ニャ~ン時ニャン秒 地球がニャン回廻っても

ど~んニヤニヤン題ニャン個も来ようと  わたしはいつでもBy Your Side !

完璧に歌いきったあとの「やったー!」が可愛いかった!

また、サビのダンスでの足上げも物凄い角度でした・・・。コールは自然と「にゃん」になっているあたり、訓練されつくしていますねwwwww.

なつ姉がこの曲に真摯に取り組んできたことが、凄まじい練習をこなしてきた事が良く分かるパフォーマンスでした。

 

29.ステップ(原紗友里

 個人的にかなり楽しみだった曲。「せーいっぱい!」「めーいっぱい!」のコールが楽しすぎます。ミツボシが走るOPだとしたらステップは歩くED感ある曲ですね。

 飯屋の力強い歌い方が印象的でした。

 

30.AnemoneStar(福原綾香

 Never say neverよりも格段に洗練されている印象です。

 それは曲調だけではなくふーりんの歌い方もですね。低音を完璧にコントロールしているあたり、貫禄がつきはじめているとおもいます。

 

31.はにかみdays(大橋彩香

 この流れではこの曲しかないでしょう。実に正統的なキュートソングを実に可愛らしく歌ってくれました。リズムがかなり取りにくい曲だと思うのですがね。

 なによりも満面の笑顔で歌うはっしーが素晴らしかったです。本当にアイドルしていました。誰もが認める良い笑顔でした。

 

ここでMC。

トイレを行きそびれたP達がダッシュでトイレに行っていましたww

演者がこれらのソロ曲に懸けた思いを語ってくれたのですが、いつもの一門っぷりに安心しました。俺もコールで息切れしないために水泳するかな・・・。

 

32.EVER MORE(全員)

 いままでのシンデレラの全員曲とは違った曲調ですね。昨日も聞いたので、PPPH以外のコールなども少しですが揃いはじめている印象でした。

 

ここで一旦ライブは終了。アンコールの中に昨日と同じ事務員のシルエットが浮かび上がります。

まぁ、新情報については特に書きませんが、以外だったのはProject im@sのロゴが表示されたときに盛り上がったことですね・・・やっぱりゲームでの新展開を期待してしまうのはしょうがない。

 

33.GOIN!!(全員)

 アンコール後にトロッコ馬車に乗って登場!今日は馬車は使わないかと思っていたので嬉しかったですね。特にスタンド席にとっては。はっしーがこっち(400レベル)に向かって手を振っていた・・・ような気がしました。

 サイリウムの振る方向が馬車に向いているのを上から眺めると結構面白かったです。

 

34.夕映えプレゼント(全員)

 「夢みたいに綺麗で 泣けちゃうな」という歌詞がまさに当てはまる、サイリウムの色のバランスが凄く綺麗でした。UOグルグルがいないだけで会場全体の調和が一気に高まっていましたね。

 

35.お願い!シンデレラ(全員)

 4thから完全に終わりの曲として定着した感じですね。今更書けることは特にないですねぇ。声を涸らして力の限りコールができる幸福感を目一杯感じていました。

 

その後はいつも通りのアイマス最高!コールがあって終了。このコールも一時期はなんだかんだ言われていましたが、最近は会場のアナウンスもこのコールに配慮してタイミングを明らかに調節してくれているので、概ね市民権を得たといえると思います。

 

また、夢色ハーモニーのラストでの写真風イラストがSSA外に展示されているとアナウンスがあったので、早速移動開始。本来なら、さいたま新都心駅方面に行くところをSSAの外周を逆に移動してイラストに向かいます。

 

・・・やがて10分ほどグルグルと歩かされて着きました。

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思ったよりも小さい!これを数千人が見るって本気か・・・!?

体力が余っているオタクが押し合いへし合いしているので、体をねじこみながら前進です。格闘すること5分ほどでなんとか最前に到達。

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ライトが邪魔だーーーー!!しかもなんか暗い・・・。

f:id:harimayatokubei:20161101215903j:plain←最終的に脇から撮った写真

意外と混雑せず、イラストの写真は撮影できました。

どうやら、400レベルは200レベル・アリーナよりもかなり早くこのイラストに辿り着けていたようです。ツイッターによると終演後は一時間くらい混雑していたらしい・・・

 

こうして私のシンデレラガールズ4th東京公演は終了しました。

いや、もう、待ちに待った、という光景をたくさん見れて本当に満足です。4thという特に節目でもない公演なので、順当にこなすという判断も当然あって然るべきだと思います。

それでも、人気声優のスケジュールを調節して、なおかつここまでのパフォーマンスを魅せてくれたことが、シンデレラガールズの底力を存分に見せ付けてくれました。

 

これでライブレポートはおしまいです。ここまで読んで下さってありがとうございます。

総括・考察は次回です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンデレラガールズ4thSSA東京公演 ライブレポート ~二日目・前編~ 

とうとう運命のSSA二日目です。

初ライブ組が多かった初日と違い、今回はNGのいつものメンバーに加えて、上坂さん、内田さんを含めたシンデレラプロジェクト全員参加という、これぞ本当のアニメ最終回、とよべる出演者となっています。

 

私自身は14時くらいに会場周辺に到着。知り合いに挨拶をした後に昨日見れなかった展示を見ました。

f:id:harimayatokubei:20161027102945j:plain←列の様子

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展示自体は素晴らしいですね。個人的にはラブライカverの新田さんが良いと思います。次々にフィギュア化が進行するデレマスの勢いを感じました。

しかし、この展示は一個一個の撮影に時間がかかることから待ち時間が驚異の90分待ちでした!待ち時間書いておいてくれると助かったんですが・・・。

 

そんなこんなで16時には入場。通し券なので席は昨日と同じ400レベル最前。ステージ構成は変わらず。

会場に流れる音楽を聞いていると、なんとNation BlueとOrange Sapphireが流れ始めました!?通常であれば開演前に流された曲はライブでは流れないはずです。

ツイッターも若干ざわついていましたが、この時点で今日のライブのテーマが若干示唆されていたようにも感じます。

 

17時ほぼちょうどに開演。

いつも通り、ちひろさんの諸注意で開幕。この日はアイドルによる挨拶はありません。

その後、武内Pによる364Castle開門の案内が入ります。

とうとう辿り着いた三つ目にして最後の城が魅せるであろう姿にP達のボルテージは一気に上昇。そのまま、最初の曲が始まりました。

 

1.Star!!(全員)

比較的ステージに近かったので暗い間から分かりましたが、

全員SSR衣装でしたァァァァァァァァァ!テンション爆上げです!!

この時点では、るるきゃんの衣装がアニメでのTOKIMEKI時の衣装だったのでこの時点でTOKIMEKIが来ると確信していましたね・・・。

Starは相変わらず魅力的な曲で、ライブスタートとしては最高のものになったと思います。昨日も思いましたが、人数が多いため迫力がありました。

 

Starの後は軽い挨拶があって、原さんから

シンデレラプロジェクトとユニットのメンバーが全員揃いました!」

「今日の346キャッスルはアニメを中心にお送りします!」

とのアナウンスがありました。

 3rdライブと主旨が被っている気もしますが、このメンバーを全員揃えるのは今後も不可能ではないか、と思われるだけに納得です。

 

2.Shine!!(全員)

引き続いて全員で二期OPのShine!!。Starに比べて若干人気で劣る印象ですが、しっかりとセトリに入れてくれて感謝です。

この曲の間に、スクリーン上で1人づつ出演者が紹介されました。やはり歓声が一番上がったのは

洲崎綾新田美波役)→上坂すみれ(アナスタシア役)→内田真礼神崎蘭子役)

の流れでした。

私自身も、この3人が同時にいる空間に自分がいることが信じられませんでした。

 

3.Story(大橋彩香, 福原綾香, 原紗友里, 渕上舞, 松井恵理子

アニメのサントラに収録された曲。

近年のライブは序盤に盛り上がる曲が多いので、最初に来るとは思ったいませんでした。

NGとトラプリの5人で歌い上げることで、「全員(オリジナルメンバー)がいる」という今回のライブの最大の特徴を良く表していたと思います。桜が舞う春を彷彿とさせる曲を、爽やかに歌い上げてくれました。

 

3.LET‘S GO HAPPY(黒沢ともよ, 松嵜麗, 山本希望

「おっけ~い?さぁ、行くよ~!みんな、いっしょにーー!!」

前曲で少ししんみりした所できらりの掛け声がセンターステージから響きました。

いわゆるUO曲。山が燃えておるぞ!!

三人ともライブ経験が豊富で、忙しいこの曲を元気一杯に歌い上げました。コールはかなり複雑ですが、Pも慣れたもので全力で応えます。

 

4.Happy×2 Days(五十嵐裕美, 大坪由佳, 大空直美

メインステージのお城のバルコニーに出てきたのはCandy Islandの3人。個別衣装ですが、色合いが似ているためかユニット感がすごい出ていて良かった。

やはりBメロの杏パートが面白いですね。三人ともとても可愛い、どこかメルヘンな曲調にステージのお城がとても良く合っていました。

 

5.Memories (上坂すみれ, 洲崎綾, 内田真礼

ある意味では本日の大本命。それだけに序盤に来たことが大変驚きでした。

イントロがかかった瞬間の会場は単なる歓声ではない声に包まれました。登場時の二人はMemoriesのジャケットと瓜二つでした。

f:id:harimayatokubei:20161029145811j:plain

二人の衣装はラブライカ時のものではありませんでしたが、鏡合わせのような滑らかな動きはアニメで何回も見たラブライカの動きそのものでした。3rdが悪かった訳ではないのですが、オリジナルメンバーの完全性・真正性は代役では到底出せないでしょう。

ラストサビからは2人の間に内田さんが登場。本来のオリジナルメンバーからは外れますが、あまりに自然な入り方と、その歌声、雰囲気の親和性の高さは最早3人目のラブライカと言っていいと思います。Memoriesは2人の曲なので最初から3人にするわけにもいかないから、ラスサビから登場させる配慮が非常に嬉しかったです。

真面目なあやっぺ見るとちょっと笑いそうになった。この3人尊すぎる。

後のMCにてすみぺがあやっぺに握手したいけど中々できなくて、勇気を出して手を差し出したら、あやっぺが「ずっと待ってたよ」と囁いて手を握り返してくれた、という出来事があったようです。やっぱり尊い・・・

 

6.-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律内田真礼

前曲から、そのままLEGNEへ。リリイベ以来となる披露となりました。

この流れ自体で感涙ものなのに、内田真礼がステージに立っているという奇跡。

思わず泣きそうになりましたが、担当アイドルの晴れ舞台はこの目でしっかりと見なければならない、と思ったので耐えるつもりでした。

しかし、この曲を必死に歌い上げる姿に、漆黒と純白に染まる城をバックに踊る姿に、素の心でプロデューサーへの感謝を述べる姿に、感謝の涙が止まりませんでした・・・

Rosenburg Engelのロゴをバックに踊る「神崎蘭子」をみながら、仰々しい名前に決して負けていない立派なアイドルになったと確信し、このアイドルの担当であって本当に良かったと心の底から思えました。

(ステージのプロジェクションマッピングの技術が以前よりも格段に進歩しているため、「黒い光」をしっかりと表現できていたと思います。明るいお城をバックにこの曲はふさわしくないと思っていただけに、素晴らしい演出にも感動しました。)

 

7.私色ギフト(黒沢ともよ, 松嵜麗, 山本希望, 佳村はるか

全てのCoPが成仏した後に来ました。

美嘉ねぇがかつてないほどお姉ちゃんしてました。CDジャケを意識した演出が良かったですね。

落ちサビの

あなただけが わたしだけが 秘めている宝箱

を歌い上げるれいちゃまを他の三人がうなずきながら見ている所は神がかっていました。やっぱりオリメンは良いですねぇ。

 

8.Heart Voice(五十嵐裕美, 大坪由佳, 大空直美, 三宅麻理恵

残念ながらオリメンは揃わず。四人出てきて「もしや!?」って思った人は私だけではないはず。

歌っている人をライトで照らす演出はいいのですが、ラストで間違えたのは若干興ざめでした・・・。

 

9.Nebula Sky(上坂すみれ

個人的にかなり好きな曲でしたが、今まで流される機会はなく、アニメでも不遇だったのでイントロが流れた時はかなり驚きました。

今思えば 雲海を見渡し、紺碧の空 という歌詞があるのでアリーナは城、スタンドは青というサイリウム企画があっても良かったかもしれなかったな。

それまでの曲のようなLEDによる演出は全く無かったですね。私の席からはサイリウムがまたたく観客席と、お城の上で歌うアナスタシアのみが見えていました。

ラストではステージの正面から一筋のレーザーライトによってすみぺが照らされながら、扉の奥に消えていきました。すみぺの美しさと印象的な演出が相まって、ラストの演出としてはこのライブの中で最も印象に残っています。

アニメの22話で、ラブライカではない一人のアイドルとしてのアナスタシアが見た光景と今回のライブですみぺが見た光景は完全に同じであったと思います。

 

10.Wonder goes on!(青木瑠璃子, 高森奈津美, 三宅麻理恵, 安野希世乃

予習不足を深く後悔しました・・・。

今回は最初からいるウサミン。四人が立ち位置をめまぐるしく変えるため、見やすかったですね。また、四人背中合わせのエアギターが良かった。

 

11.できたてEvo! Revo! Genelation!(大橋彩香, 福原綾香, 原紗友里

「チョコ!」「レー!」「トー!」でアニメどおりの歌い出しとなりました。

最早おなじみになりつつある3人ですが、今回のライブは「いつも通り」が少ないためか返って新鮮でした。

ほんとは飛び出したい」の飯屋可愛いぞ。衣装が良く似合っていました。

 

12.Rockin´ Emotion(安野喜世乃

なにげにこのライブで初めてのアニメ初出ではない曲ですね。

3rd時からの正統的な進化を感じられた曲でした。特にイントロで煽りを入れる姿は衣装、髪型も相まってまさに夏樹そのものでした。良い具合に温まった会場はこの曲でさらにヒートアップ!成長した安野さんに全力のコールで応えていました。

普段の安野さんと木村夏樹の雰囲気や姿が正反対であるため、髪を染めることには本人や事務所含めてかなりの抵抗があったと思います。しかし、それでも夏樹に似せるために髪を染める心意気が、夏樹のCVが安野さんである理由だと思います。

 

13.ØωØver!! -Heart Beat Versionー(青木瑠璃子, 高森奈津美, 安野希世乃

前曲の興奮がまだ残っている会場に安野さんの「しーっ」という声が響きました。

そして流れるギターソロ。ØωØver!!ですが、歌っているのは夏樹のまま。Pは驚きつつも夏樹ソロに圧倒されてました。この部分を歌い上げる歌唱力に脱帽です。

そして、イントロ終わりにみくりーなにバトンタッチ。この夏樹→李衣奈の流れはいつ見ても最高ですね。

 

14.Trancing Pulse(福原綾香, 渕上舞, 松井恵理子

3rd時は代役を立てず、加蓮抜きで歌うことで3人の結束を表していました。その三人が今回、周年ライブという場でとうとう揃いました。ねんどろライブも良かったんですがそれとは別ですよね。

荒ぶるレーザーライトが印象的でしたね。アニメのライブ時に会場に輝いていたライトを完全に再現していました。

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この三人は衣装も恒常SR風で揃えていたため、アニメのライブそのまんまだという印象が非常に強かったですね。

ただ、特筆するとすれば歌唱力の高さでしょう。ただでさえ難しい曲を全く外すことなく、ライブ特有の不安定さも全く無く、「喉からCD音源以上」で歌いきっていました。

特にCメロでのまつえりソロは圧巻でした。

どこまでも響け はるか彼方へとーーーーーーーーーーーーーーーー!

という歌詞を体言するかのような、圧倒的な熱量・声量・気迫は誰しもが圧倒されてたと思います。オリメンが揃った以上の圧倒的なパフォーマンスはTraiad Primusの輝きを存分に表現していました。

 

この曲あたりで「えらく焦ってるな?」と感じましたね・・・。予想ではこの曲はアニメ通りにライブ後半で来ると思っていたのですが。

 

続きは後半で!

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